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メガバンクとは都市銀行や大手銀行が統合の繰り返しの結果生まれた預金量が多く規模の大きな銀行を指します。具体的には、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)、みずほフィナンシャルグループ(みずほG)、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)。その概要は以下のようになっています。
MUFGは三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、アコムなどで構成され、アジアを代表する金融グループを目指しています。みずほGはみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券などで構成されており、SMFGは三井住友銀行、SMBC信託銀行やSMBC日興証券などで構成されています。
3大メガバンクの2010年~2015年の国内外での貸出金残高は、国内が175.9兆円から172.7兆円へ、海外が33.8兆円から83.1兆円になっています。その結果は国内が約2%減少、海外は約2.5倍に増加して貸出事業は国内では停滞、海外では成長しているのです。
3大メガバンクは海外拠点の増強や取引先の拡大に努めており、MUFGやみずほGの海外対顧収益率(国際部門÷顧客部門営業純益)は36%を占めるまでになっています。また、メガバンクは海外でのM&Aも以下のように活発に実施しています。