いわゆる「就留」とは? 就職留年の意味とメリット・デメリットを解説

いわゆる「就留」とは? 就職留年の意味とメリット・デメリットを解説

2017/02/01

就活の基礎知識

「就留」という言葉をご存知ですか? 就活生なら耳にしたことがあるのではないでしょうか。「就留」とは就職留年の略で、就職のために大学を留年すること。この「就留」、ただの留年とは少し意味が違います。また、よく耳にする「就職浪人」とも異なっています。他人ごとではない「就留」の意味と目的、メリットやデメリット、「就職浪人」との違いなどについて知っておきましょう。

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■「就留」とは就職活動の奥の手?

就留とは就職留年を略したもの。就職活動で内定が取れなかった学生が、翌年の就職活動をやり直すために学校を留年することを指しています。就留はいわゆる単位が足りなくて卒業できないのではありません。実際は卒業できるのにあえて留年を選ぶ点で、一般的な留年とは異なります。企業の新卒採用信仰が根強い中、新卒として内定が出ないとその後、正社員として就職するチャンスをつかむのはますます難しくなってしまうもの。それならば、と留年して新卒の資格を保持したまま再度就職活動にチャレンジしようという学生が増えているのです。

■「就留」と「就職浪人」との違いは?

就留に対して就職浪人というものもあります。これは、どちらも内定が取れなかったため再度就活を行う点では似ていますが、立場上は全く違います。「新卒」として就職活動ができる就留に対し、就職浪人は一旦は卒業しているため「既卒」として就職活動を行うことになります。この際、第二新卒とも呼ばれる就職浪人を積極的に採用する企業を探さないと、就職活動が難しいものになってしまう可能性もあるのです。いずれの場合も、就職のために留年あるいは浪人する時間を有意義なものにしなければならないことに違いはありません。

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