就活のメインイベントといえば、やはり「面接」ではないでしょうか? OB・OG訪問からスタートし、集団面接やさまざまな役職の方との面接を通過して、最終面接までのぼり詰めることは、内定をもらうために避けては通れないですよね。そんな就活の面接ですが、どうすれば攻略できるものなのでしょうか? 今回は2017年3月に卒業予定の内定者のみなさんに、面接について聞いてみました。まずは面接の練習についての質問から。
自主練習が第1位、続いて就活センターや相談所での練習が第2位という結果となりました。さらに友達や家族、先生一緒に練習する人も少なくないようですね。また、その他の意見も多数寄せられました。
・練習はせず、ぶっつけ本番で挑んだ。
・予備校に通った。
・全く興味のない企業にエントリーしてそのような企業の面接で経験値を上げた。
・元人事の知り合いにお願いした。
・インターンシップの選考会にできるだけ参加した。
練習なしという意見も多く寄せられました。また、活発になっているインターンシップの活動を利用して、そこで実践的に面接の対策を身に付けたという意見もあり、面接の練習にもいろいろな方法があるものだとわかります。では、続きまして、面接で受けた困った質問についても聞いてみましたのでご紹介しましょう。
・面接官に対し、仕事をするにあたり気を付けていること、どんなことにやりがいを感じて働いているのかを聞いていた。
・業界のことや社会人の心得などを聞いていた。
・今勉強している資格がこの会社で活かせるか、またこれから資格の勉強をする際に、実際に生かせるものは何かについて。
・「採用していただけた際に何か4月までに身につけておくべきことはありますか?」と聞いた。
・「ぜひ、私を採用してください。必ずお力に添えると思います。」とアピール。
・必ず質問をするようにしていて、一番初めに質問できるように前もっていくつかの質問を考えて面接に望んでいた。
・産休・育休の取得率は、どれくらいか聞いていた。
・給料や福利厚生、有給休暇の消化率など、自分が働くときに知っておきたいことを中心に質問した。
・自分のアピールに繋がるようなことを質問していた。
・月の平均残業時間はどのくらいなのか。
・有給の取得率はどのくらいか聞いた。
・離職率はどのくらいなのか質問していた。
・説明会ではもっと聞きたいと思った点、座談会では社員の方のプライベート関係の質問をした。
・入社前までにしておいたほうが良いことはありますか? と質問した。
・会社の理念について。知り合いの社長が企業理念はその会社の社長が一番初めに考えて決めることだからこれに同調して褒めると相手は喜ぶからいいと教えてもらった。
・誰よりも最初に手を上げ、自己PRと繋がるような質問をした。
・人事が話していた内容について、より具体的に尋ねたりなどしていた。
・「御社の弱点を教えてください。」と言っていた。
給与や残業、離職率など、意外と聞きにくいと思われる質問を逆質問で面接官に聞いてみる就活生が多いことにはちょっと驚きです。ストレートに聞いている人が多いことが回答でもわかりました。
これから就活を控えているみなさんにとっては、心配の種である面接のことをいろいろと先輩から教えてもらえたような調査結果でしたよね。ぜひ参考にして、今後の就活に活かしてくださいね。
文●ロックスター
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年11月
調査人数:2017年卒・就職活動経験者441人