「言葉遣い」が面接での印象を左右するって本当? あなたの日本語力をチェック

「言葉遣い」が面接での印象を左右するって本当? あなたの日本語力をチェック

2015/05/01

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「言葉遣い」が面接での印象を左右するって本当? あなたの日本語力をチェック

エントリーシートの作成、OB・OG訪問、筆記試験、そして面接……。これから始まる就職活動では、自分の熱意や思いをどれだけ相手に伝えられるかという、これまであまり経験したことのないコミュニケーション力を問われる場面が増えていきます。でもまちがった言葉遣いや乏しい表現力では、せっかくのあなたの考えや魅力も相手に伝えることはできません。そう、就活に必要なのは、正しい言葉で的確に自分を表現するための「日本語力」。あなたは自信ありますか?

あなたは大丈夫!? まちがえやすい日本語

まずは、あなたの日本語力をチェックしてみましょう! 多くの就活生がまちがえがちな敬語、そしてちょっと不安な文法の問題から――。

■敬語の問題

【  】のような場面で、(   )部分はどのような言い方をすればよいでしょうか?

【引退するサークルの先輩に】
「大西さんにはこれまでいろいろと(  )、本当にありがとうございました」

1.ご指導いただき
2.ご指導していただき
3.ご指導してくださり


正解は1。立場が上の者が自分たちのために「指導する」ことを「ご指導いただく」を用いて言っている、「ご指導いただき」が適切です。「ご指導していただき」「ご指導してくださり」は、先輩の行為に謙譲表現「ご指導する」を用いていて不適切です。

■文法の問題

次のようなことを言うとき、(  )部分はどちらの言い方が適切でしょうか?

「次回の店頭イベントの統括は、白井君に(1.行わさせ  2.行わせ)たいと思い
ます」


正解は2。「行う」は五段活用動詞で、使役表現は未然形「行わ」に「せる」を付けます。したがって、「行わせ(たい)」が適切です。「行わさせ(たい)」は、さ入れ言葉で、不適切です。

(いずれも「平成26年度第1回日本語検定3級」より)

「見られる」を「見れる」と言ってしまう「ら抜き言葉」はまちがった日本語として知られていますが、謙譲の意味を込めようとするあまり、「読まさせていただく」など、不適切に「さ」を入れてしまう「さ入れ言葉」も、実は日本語としてはまちがいだということを知っていましたか? 日常会話では多少OKとされるような言葉遣いでも、フォーマルな場である就活シーンで使ってしまうと、相手に「常識のない人」という印象を与えてしまうかもしれません。普段から正しい日本語を使えるよう、意識したいですね。

日本語クイズにもっと挑戦

「正しい日本語」が使えることで「印象」が変わる!

正しい日本語を使えることは面接などの就活シーンにおいてどんなメリットをもたらすのか、高校生・大学生のキャリア・就職指導から企業の採用業務まで幅広く活躍しているキャリアコンサルタントの川田博美先生にお話を伺いました。

川田先生:「正しい言葉遣いで話す」というのは、自分のためだけではなく相手のためのものでもあると思います。ですから面接などで正しい日本語で話ができると、「この人はちゃんと相手のことに気を配ることができるのだな」という好印象につながるのです。特に最近は、言葉遣いなどの基本的なスキルが入社前にある程度身についている学生を望む企業が増える傾向にあります。エントリーシートや面接では人として一緒に仕事をしていけるのかという「人間性」を見られることも多いため、その人の品格が表れる言葉遣いや語彙力、表現力が「もっと話を聞いてみたい」と思ってもらえるひとつのきっかけになる場合も多いのです。

「正しい日本語」というのは、自分の考えを適切に相手に伝えるためのツールであることはもちろん、印象アップにもつながる重要なポイントなんですね。

川田先生:学生に面接の模擬練習をすると、暗記してきた志望動機や自己アピールはすらすら言えるのに、「どうしてそう思ったのか」と突っ込んで尋ねると、とたんに自分の言葉で表現できなくなる方が非常に多い。せっかくいいものを持っていても相手に伝わらなければ、もったいないと思うのです。就活でも実際の仕事においても、幅広い年代の方に的確に自分の考えを伝えるためには、日本語をどれだけ自分のものとして使っていけるかというのがとても重要だと感じています。また、日本の企業は、採用に当たってその人の「熱意」を重視する傾向にあります。その人がこれからどれだけ伸びるかを見ている企業側からすれば、正しい日本語を学ぼうとしている姿勢が見えるだけでも、その学生に対する期待値は高まります。ぜひ正しい日本語を身につけて、自信を持って思いを伝えていただきたいと思います。

キャリアコンサルタント
川田博美先生
プロフィール:CDAの資格取得後、「NPO法人16歳の仕事塾」で都立高校対象にファシリテーターを担当。東京工科大学等のキャリアアドバイザーとして、就職指導や講義を行う。また社会人を対象として株式会社シグマスタッフによる平成26年度長期失業者等総合支援事業他、自治体のジョブカード面談、職業訓練講師、キャリアカウンセリングの実施、企業の採用業務等、その活動範囲は多岐にわたる。埼玉県男女共同参画アドバイザー、進路アドバイザー。

「熱意」を伝えるために、日本語力をアップさせよう!

「日本語力」を効率的にアップさせる方法は?

面接などの採用試験が本格化する前に、正しい日本語を効率的に身につけておきたいもの。そこでオススメなのが「日本語検定」。「敬語」「語彙」「文法」「漢字」といった、面接で相手に好印象を与える、就活で役立つ正しい日本語が幅広く身につきます。取得資格として履歴書に書けるだけでなく、検定認定者に選考段階で優遇措置がある企業・団体が大手企業含め100社以上あるのも高ポイント。まずは受検して自分の日本語力レベルを把握しましょう。

「言葉遣い」が面接での印象を左右するって本当? あなたの日本語力をチェック

級は1~7級まで。特に3級以上だと履歴書に書けるのでオススメです。また、3級以上と秘書検定2級に合格すれば「秘書実務士」資格を得られるというメリットも。受検後にもらえる個人カルテ(成績表)には領域ごとの得意不得意が書かれているので、自分に不足している力が一目瞭然。効果的にスキルアップできます。


「日本語検定」の詳細はこちら!


文部科学省後援事業「日本語検定」

■第1回(通算第17回)
一般会場 6月13日(土)
準会場 6月12日(金)・6月13日(土)
申込受付 3月1日(日)~5月15日(金)※5月16日(土)消印有効

■第2回(通算第18回)
一般会場 11月7日(土)
準会場 11月6日(金)・11月7日(土)
申込受付 8月1日(土)~10月9日(金)※10月10日(土)消印有効

■受検級
1級~7級

■受検料
1級:6,000円、2級:5,000円、3級:3,500円、4級:2,000円、5級:1,500円、6級:1,500円、7級1,400円

■問い合わせ先 委員会事務局 フリーダイヤル0120-55-2858

■公式サイト http://www.nihongokentei.jp

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