最終面接のコツとよくある質問は?元採用コンサルタントに聞いた最終面接対策のポイント

最終面接のコツとよくある質問は?元採用コンサルタントに聞いた最終面接対策のポイント

2016/12/17

面接

■ベンチャーと大手の最終面接対策の違い

ベンチャー企業と大手企業の場合、最終面接の対策が少し変わってきます。その違いについては、あらかじめ理解しておきましょう。

<大手企業の場合>

大手企業の場合、その多くは社長ではなく部長か役員が面接に同席します。これまでの面接で気になるポイントや、評価するポイントなどは共有されているはず。そのため、その内容をさらに深掘りするような質問が大半となるでしょう。

これまでの面接で上手く対応できなかった質問などをメモしておき、深堀って質問された場合でも対応できるように準備しておきましょう。また、それまでの選考内容と大きなズレが生じると、「言っていることがブレている」と判断されてしまうので注意してください。

<ベンチャー企業の場合>

ベンチャー企業の場合、「社長と1対1」「社長と役員とあなたという複数対1」という構図になるケースが多いでしょう。その場合、基本的に社長が話すことが多く、自分の価値観や意思をはっきり伝えてくることが少なくありません。質問された内容には、あなたも自分の価値観や意思をはっきり伝えるように心がけましょう。

ベンチャー企業の場合は、社長と合わないことで継続勤務が難しくなる可能性もあります。もし不採用になってしまっても、「自分に合わなかった」と考えましょう。より考え方が近い会社を受けに行くことが、結果的によい就職に繋がるはずです。

■まとめ

意外と合格率の低い最終面接。その対策についてご紹介しました。最近はインターネットで調べると、たくさんの情報を得ることができます。しかし大切なのは、その情報をキャッチできているかどうか、また、どう生かすかを自分の頭で考えて設計することです。ここで取り上げた対策をしっかり講じて、後悔しない最終面接を迎えてくださいね。

執筆:高下真美(ナレッジ・リンクス)
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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