最終面接のコツとよくある質問は?元採用コンサルタントに聞いた最終面接対策のポイント

最終面接のコツとよくある質問は?元採用コンサルタントに聞いた最終面接対策のポイント

2016/12/17

面接

一次面接・二次面接を通過して、いよいよ訪れた最終面接。「後は意思確認だけで内定!」と思っているあなた、実は最終面接の合格率が思ったよりも低いことを知っていますか?あと1つで内定と思うと、つい気が緩んでしまいがちな最終面接。しかし合格率を上げるために、できることがたくさんあります。今回はそんな最終面接を受ける前に知っておきたい質問と、最終面接を突破し、内定をゲットするためのコツをご紹介します。

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■最終面接の合格率

「最終面接は意思確認だけ」なんて噂が立つほど、合格率が高いと思われていることが多いようです。しかし実は、意外と落とされる確率が高いことをご存じでしょうか?面接の通過率は一次面接が20%、二次面接が35%、最終面接の通過率は30~50%と言われています。つまり最終面接でも、50%から70%の人が不合格を言い渡されるのです。

最終面接はそれまでと違い、部長や役員、社長などが面接官としてと登場する場合もあります。緊張度が高くなり、質問も抽象度の高いものになってくるので、事前に準備しておくかどうかで明暗が分かれやすい面接です。では部長や役員、社長などは、応募者のどのようなところを見ているのでしょうか。

■最終面接で見られるポイントとは

最終面接の面接官は部長以上の方がほとんど。そのため、大学生とはかなり離れた感覚を持っている方々ばかりです。人事の担当者など若手の人が担当していたそれまでの面接とは、聞かれる内容や深さも変わってきます。そんな最終面接の質問で見られているポイントとして、ここで3つ具体的に挙げておきましょう。

1)入社意欲・熱意

入社意欲と熱意については、業界の中でどういう理由から自社を選んでいるか、内定を出したら入社してくれるのか、あるいは志望動機など、さまざまなことをヒアリングした結果から判断されます。会社説明会や面接などの選考を通じて、「会社のことをどのように理解しているのか」「自分が活躍できるイメージがあるか」など、入社意欲や今後の熱意について質問されることも少なくありません。

2)価値観

価値観については、「これまで、どのような価値観に基づいて人生を送ってきたのか」ということ。それが、自社と合うかどうかという観点で見られています。次の項目で取り上げる『よくある質問』でも出てくる、大学や中学・高校などの選び方、物事を判断する基準等を見ることが多いようです。

3)長期的なキャリアを描けているか

長期的なキャリアを描けているかどうかについては、「入社後5年・10年先をイメージして入社することができるかどうか」「自分の夢と会社での働きが合致するかどうか」など、さまざまな質問で見られています。

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