・観光地で働いているのと、そこで英語の対応のバッジをもらっていることをアピールした。
接客業を見ていたので、接客に慣れていることを伝えられたのと、また海外の人とのコミュニケーションも取れることがアピールできた。英語の資格は履歴書にも書いているが、数字だけでなくそれを実践的に使えていることを伝えられたので、そこがよかったのではないかと思う。また、接客業で海外の人に日本の文化を伝えたいという志望理由だったので効果があったのではと思う。(女性/22歳/大学4年生)
履歴書に書いてある資格も、具体的なエピソードがあるのとないのとでは、まったく印象が違ってきますよね。また、志望動機と自己PRを関連付けて述べることも大切なようです。
・塾講師、飲食店でのバイト経験を「責任感の強さ」というキーワードで括り、アピールポイントとした。
実際に上手くいったのかどうかはわからないが自分自身では納得のいくアピールができた。塾講師のアルバイトも飲食店のアルバイトもそれ単体ではありきたりなアピールポイントとなってしまい、個性がなくなってしまいそうな気がした。そこで、2つのエピソードを繋ぐキーワードを探し、責任感の強さをアピール。また、途中バイトを変えたことについても、仕事内容が数年ごとに変わる総合職とリンクさせることで、個々のエピソードの弱さを補った。(男性/22歳/大学4年生)
1つ1つのエピソードはインパクトが薄くても、複数のエピソードを一緒にアピールすることでエピソードの弱さを補った例です。「そんなにすごいバイトしてないんだよなぁ……」という人は、視点を変えて自己PRを考えてみてもいいかもしれませんね。
いかがでしたか? バイト経験を自己PRで使うといっても、さまざまなアプローチがあることがわかりましたね。就活生のみなさんは、ぜひ先輩の意見を参考に自分を最大限アピールできる自己PRを考えてみてください。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2016年12月
調査人数:内定を獲得した大学生48人