【プラスイメージ】
1位 銀行・証券…19.4%
2位 官公庁…18.5%
3位 商社…17.1%
4位 生保・損保…11.4%
5位 マスコミ(放送・新聞・出版・広告)…9.7%
【マイナスイメージ】
1位 フードサービス…22.9%
2位 医療・福祉…17.6%
3位 ホテル・旅行…16.6%
4位 教育…16.4%
5位 百貨店・スーパー・コンビニ…16.3%
お役所のリストラが進む現代でも、「安定性」は官公庁がダントツトップ。実に5割以上の学生がプラスイメージを抱いています。一方、マイナスイメージ上位の5業界は、他の項目でもプラスにランクされることがほとんどありませんでした。「将来性」についてはIT関連や医療関連の人気が目立ち、マイナスイメージの結果には社会のIT化、高齢化、TPPの影響などへの懸念が強く出ているようです。
また、教育や医療・福祉など「やりがい」で上位にランクインした業界は、半面「給与・待遇」面では不利なイメージを持たれていることが分かります。どちらも将来の社会を担う重要な業界である以上、待遇面でのさらなるイメージアップが望まれるところです。
いかがでしたか? 次回は2015年度の採用時期の変更と、それによって企業が抱えることになる問題について分析して行きます。
文・鈴木恵美子