就職留年とは、就活が思うようにいかなかったために留年し、再度就活を行うこと。この就職留年は企業によってどのように評価されるのでしょうか? 今回は「就職留年」のメリット・デメリットについてご紹介します。
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就職留年を選択した場合には就活を2度行うことになります。その負担は大きなものですが、一度目の就活で十分な準備ができなかった場合、また不本意な結果だった場合には、就職留年を選択する人もいると思います。
就職留年のメリット・デメリットを挙げてみましょう。
・「新卒」として就職活動ができる
・就活に慣れている/要領が分かっている
・就活に時間を多く取ることができる
・大学の学費が余計に掛かる
・企業に留年の理由を説明しなければならない
就職留年の最大のメリットは、なんといっても「新卒として就活を行えること」に尽きます。日本の企業のほとんどが新卒者に対して就職の門戸を一番大きく開いており、新卒の人を多く採って育てるというのが日本の企業のスタンスです。
大企業に中途採用されるのは至難の業です。アメリカのような雇用の流動性の高い国ならともかく、日本ではいまだに新卒至上主義が根強いです。就職留年はこの大事な新卒ステータスを手放さないで済むのです。
さらに、一度経験して要領もわかっていますから、効率のいい就活を行えるかもしれません。また卒業手前までこぎ着けていますから、学業よりも就活に全力投球できますね。