会社は、組織活動の場であることから日常的には協調性が求められます。その上で、ここ一番でチームの『救世主』となれる『個の力』も必要としています。そこで今回は、就活での自己PRとして「個の力」をアピールするための自己分析のポイントを解説します。
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1.個の力の重要性を理解する
例えば営業チームが月間1億円の売上達成を共有目標として、担当を分担し活動する。例えばシステム開発チームが、納期までの完成を共有目標として取り組む。この過程をスムーズに進行させるには協調性が必要です。しかし、全員が均等な能力を常に、もしくは、どのような状況でも発揮できるわけではないため、時には、他のメンバーの2倍も3倍もの責任を自発的に負うことをいとわない、『チームの救世主(個の力がある人)』となれる人を必要としています。『救世主』が、時々に応じて持ち回りで現れるチームが、会社の理想とするチームです。
例えば、連敗が続きチームのモチベーションが下がっている。例えば、大会が近づいているのに準備が遅れている。…皆、まじめに取り組んでいるのに…このような状況下では、リーダーもメンバーも追い詰められています。そこで、『救世主』の出番です。自分も追い詰められている一人ですが、踏ん張り、活動量や担当範囲を増やし、リーダーや他のメンバーの負担を減らすことに尽力する。この結果、余裕が生まれ、チームが生き返った! このような経験をおもちの方は、この経験を掘り下げましょう。