それって本当に就活ミスマッチ?入社後のイメージが違ったときの考え方と対策【企業サイドから見る「自己分析」20】

それって本当に就活ミスマッチ?入社後のイメージが違ったときの考え方と対策【企業サイドから見る「自己分析」20】

2019/12/19

企業研究

自己分析

社会に出ても自問自答、自己分析はつづく

転職とは、在籍している企業での「実績」「今後の展望」、「自分の将来」を天秤にかけたとき「違う環境に身を投じた方が、よりスキルが得られ、パフォーマンスが発揮できるのではないだろうか?」と考えた結果の選択です。

これは、実は学生の皆さんが、就活の取っ掛かりでやる、自己分析とほぼ同じことなんです。

「入社した企業が、あまりにもイメージと違いすぎたので……」

とか

「学生時代にやりたいと思ったことができそうにないので……」

という理由で、入社後数カ月で辞めてしまうのは、現実逃避です。

数カ月で、自分のやりたいことが出来ないなんて判るわけがない。

仕事というのは、そんなに浅いものではありません。

社会に出ると、転職するしないは一切抜きにして、絶えずどこかの節目節目で、必ず自問自答し、自己分析を行うようになります。

転職組と学生組とで、決定的に違うのは、働いたことがあるかどうか? という点だけ。

転職組も、自己分析ができていないと、次に入った企業で、また後悔してしまうことになって、安易に辞め癖がついてしまうことだってあります。

こういった 負の連鎖を回避する方法、それがこれまでに繰り返し書いてきた「働く動機」 なんです。

「働く動機」は、常に意識し続けてほしい大事な価値観です。

この動機が曖昧だと、 自分に言い訳を作ってしまい「入社後数カ月で辞めてしまう」「現実逃避してしまう」ということにもなりかねません。


文・コンテンツ提供●安藤恒久

【プロフィール】
東京農工大学農学部卒。その後福山大学大学院工学研究科修士課程修了。1996年、大手飲料食品メーカーに入社。主に経営部門で会社組織運営に携わる。その後は、ブライダル業界に転身。管理部門の責任者として株式公開業務担当。以降、雑貨商社、IT、教育など多様な業界で事業構築を行う。2005年6月から始めた、「会社側の本音」と「就活生の自信構築」をコンセプトに書き連ねたブログ『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』は毎年 数多くの就活生や新社会人のバイブルとして支持されている。

『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』
http://ameblo.jp/yansono/

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