「イメージと違い過ぎる」入社後数カ月で辞めるという事態を避けるには?【企業サイドから見る「自己分析」20】

「イメージと違い過ぎる」入社後数カ月で辞めるという事態を避けるには?【企業サイドから見る「自己分析」20】

2015/04/28

企業研究

自己分析

これまで自己分析のしかたについて書いてきましたが、今回は少し外れて、人生を考える上で、大事な価値観について書きたいと思います。

逆算すると、さらに自己分析の重要性がイメージできるはずです。

現代は、終身雇用制と年功序列が崩壊して、能力主義時代に移行してきており、「最初に入社した企業に一生勤めあげる」という概念は、万人共通ではなくなってきました。

背景として、競争時代では、大企業だからといって、必ずしも将来安泰ではなくなってきていることも挙げられています。

このため、企業に対する忠誠心や愛着が希薄になっています。「会社をうまく利用して、スキルアップしたい!」という価値観の人間が増えてきており、結果的に転職するという選択肢が、以前より幅広く用いられるようになってきました。

私も転職組の一人です。これまでに数社を渡り歩いてきました。だから転職するということ自体を否定するつもりもありません。

ただし、肯定もしません。

前述したような社会構造の変化によって「転職する人間が増えてきた」という趣旨の記事を読むと「一生同じ企業に勤めあげる人間なんて、博物館行きの希少価値なんじゃないか?」という風に考えてしまいがちですが、そうではなく、同じ企業(もしくは同じグループ)で、定年まで活躍するビジネスマンはたくさんいます。

みんながみんな、転職する訳ではなく、やはり同じ企業に腰を据えて頑張る人も多いし、日本経済全体で見れば、このタイプの人も多いのです。

ですが一方で、 学生時代に就活を頑張って、せっかく入った企業なのに入社後すぐに辞めてしまう人間が多いのも事実です。

例えば、毎年数百人の新卒を採用する大企業。営業色の強い企業に見られる傾向ですが、こういった企業では、もちろん企業にもよりますが、毎年数百人単位で辞めていく人がいたりします。

企業の文化と自分のライフスタイルが合わないから、というのが退職の理由として一番大きいのでしょうが、こういう人が鬱憤(うっぷん)を晴らすために、ネットの掲示板に書き込みをして、その企業の体質が、悪質だと言わんばかりの記事を展開していくことになるんです。

次のページ社会に出ても自問自答、自己分析はつづく

おすすめ記事

Intern sp bnr d2 03

人気記事ランキング

新着記事

ページトップへ