自己分析を通して、自分に合う業種・職種を見つけることが大切な理由3つ

自己分析を通して、自分に合う業種・職種を見つけることが大切な理由3つ

2016/11/23

自己分析

3.完全にマッチしていなくても諦める必要はない


ゼミや研究室で専攻していることが志望職種と直結している人は稀です。例えば、法学部所属の就活生であっても銀行や証券会社に、プログラム未経験者でもIT関連会社に就職できているわけですから、志望職で求められるものを現在の自分が持っていなくても諦める必要はありません。ただし、いくら「知識を吸収する能力が高い」という自己分析結果が出たとしても、例えば苦手な数理系の知識が必要とされているならば、その場合は自分はその業界にマッチしていないと判断したほうが無難です。志望しようと考えている業界・職種でどのような知識・行動性を必要とされ、どのような障害に相対する必要があるかを、より具体的に研究することが大切です。

職場見学やOBOG訪問を通して志望職理解に力を注ぐ就活生が増えています。これらに力を注ぐ就活生の成功確率が高いのは必然です。理由は、志望職への理解が増したうえで自己分析結果を「売り込み」に活用しているため、その売り込みに、説得力が伴っているからです。みなさんもぜひさまざまな方法で自己分析を進め、志望職種・業種への理解を深めるようにしてください。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)

現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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