「社交性」「協調性」「向上心」がNGワードと言われる理由【企業サイドから見る「自己分析」19】

「社交性」「協調性」「向上心」がNGワードと言われる理由【企業サイドから見る「自己分析」19】

2015/04/24

企業研究

自己分析

■キーワードは、エピソード次第

「社交性」や「協調性」というキーワードが「NGワード」と言われてしまうのは、 簡単に言うと、広すぎるからです。

人によって 理解に差が出やすいということです。

前述した例でいうと、いろいろなことをしゃべりまくる男性からすれば「俺って社交的だなあ」と思っているけれど、聞いてる女の子にしてみれば「自分勝手な無神経」ということになります。

短い時間で、的確に自分のことを伝えなければならない面接という場では、自分の気持ちが伝わらないというのは致命傷になりかねません。

面接の場で、人によって理解に差が出やすい抽象的なキーワードを使うと「勘違いされる危険性が高い」ということなんです。

だから、決して使ってはいけないというのではなく、 使うからには、しっかり自己分析をして、エピソードもしっかり固めて臨む必要があるということになるんですね。

一般に、抽象的な表現は、ポイントを絞ると、別のキーワードに変換できることが結構あります。

例えば 「協調性がある」というキーワードは、エピソードの内容によっては「状況判断ができる」とか、「相手の立場に立って考えることができる」とか。

そのキーワードがいいかどうかは、 全てエピソード次第なんです。

これまでにも何回か主張していますが、 キーワードありきで自己分析を始めると、方向性を間違ってしまう可能性が非常に高いです。

キーワードは、一番最後に決めてもいいと思います。

まずは過去の、どんな些細なことでもいいから、できるだけ詳しく棚卸をすることが先決。そうすると必ず、自分の奥底に流れる共通の価値観が浮かんできます。

面接において、決して「NGワード」は存在しません。ですが、自分という人間に予備知識も全くない、年恰好も価値観も違う面接官に、理解してもらうという観点からいくと、できるだけ 手持ちの武器(つまりエピソード)と乖離(かいり)してない方が良いのは間違いないことです。

キーワードが具体的で、イメージ範囲が狭い方が、候補者と面接官の質問と回答における認識のズレが少なくなります。

▼自分に合った自己PRが見つからないなら!
自己PR作成シート入り! 「就活完全攻略テンプレ」を無料ダウンロード


シリーズ~企業サイドから見る「自己分析」~一覧はこちら

文・コンテンツ提供●安藤恒久

【プロフィール】
東京農工大学農学部卒。その後福山大学大学院工学研究科修士課程修了。1996年、大手飲料食品メーカーに入社。主に経営部門で会社組織運営に携わる。その後は、ブライダル業界に転身。管理部門の責任者として株式公開業務担当。以降、雑貨商社、IT、教育など多様な業界で事業構築を行う。2005年6月から始めた、「会社側の本音」と「就活生の自信構築」をコンセプトに書き連ねたブログ『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』は毎年 数多くの就活生や新社会人のバイブルとして支持されている。

『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』
http://ameblo.jp/yansono/

おすすめ記事

Intern sp bnr d2 03

人気記事ランキング

新着記事

ページトップへ