大学の人気の学部の一つである経済学部。その名前のとおり「経済学」を学ぶ学部ですが、就職する際はどういった業種や企業に進むケースが多いのでしょうか。またどんな業界や企業、職種で経済学部で学んだことを生かせるのかをまとめてみました!
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経済学部は全国的に「学部生」が非常に多い傾向にあり、例えば有名大学では、
・東京大学……765人(2016年度)※後期課程の数字
・早稲田大学……4,290人(2016年度)※政治経済学部の人数
・慶應義塾大学……5,075人(2016年度)
・日本大学……6,628人(2016年度)
となっています。東京大学は前期教養課程の学生を含んでいないので、正確な数はわかりませんが、早稲田大学は全学部で最も人数が多く、慶應義塾大学も2番目に多い人数になっています。日本で一番学生が多い日本大学では6,628人。これは学内5番目に多い数字です。
このように毎年多くの人が入学し、そして卒業していく経済学部ですが、就職する業種はどんなものが多いのでしょうか? 早稲田大学と慶應義塾大学の「2015年度 就職状況」のデータを参考に、それぞれの経済学部(政治経済学部)からどんな企業に進んでいることが多いのか調べてみました。
・第1位 みずほフィナンシャルグループ……23人
・第2位 三井住友銀行……21人
・第3位 東京都職員I類……20人
・第4位 三菱東京UFJ銀行……19人
・第5位 日本放送協会(NHK)……14人
・同5位 三菱UFJ信託銀行……14人
・第1位 みずほフィナンシャルグループ……58人
・第2位 三井住友銀行……37人
・第3位 東京海上日動火災保険……27人
・第4位 三菱東京UFJ銀行……21人
・第5位 SMBC日興証券……18人
両大学の経済学部(政治経済学部)からの就職状況はこのようになっています。どちらも「みずほフィナンシャルグループ」への就職者が最も多く、次に多いのも「三井住友銀行」。また「三菱東京UFJ銀行」もランクインしており、経済学部から普通銀行へと進む人が非常に多いようです。