就活生にとって大切な選考の進捗や、自分自身の気持ちの整理にも役に立つ“就活ノート"。大学生であればメモをとり、整理をするのが得意な人もきっと多いのではないでしょうか。では実際に就活生のどれだけの人が“就活ノート"を作っているのでしょうか。内定をもらった学生を対象に調査してみました。理由も合わせてご紹介します。
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【大学生向け診断テスト】就活でよく聞かれる「あなたを家電に例えるとナニ?」
はい 185人(65.4%)
いいえ 98人(34.6%)
なんと7割近くの人が“就活ノート"を作っているという結果に。では就活ノートを作った理由を見ていきましょう。
・入手すべき情報が多すぎるので、情報の整理もかねて(22歳/大学4年生/女性)
・選考の過程や自分の持ち駒の確認を常にしたかったため(21歳/大学4年生/女性)
・企業に関するメモを作ることで志望理由を作りやすくしたり、事業について面接前にざっと見返したりするのに便利だと思ったから(22歳/大学4年生/女性)
・自己分析をするのに、一度今までの出来事を書き出したほうが良いと思ったから(21歳/大学4年生/女性)
・面接で聞かれたこと、逆質問した内容などをメモしておくと、ほかの面接でも役に立ったから(22歳/大学4年生/女性)
・説明会でその企業について聞いたことをメモらないと意味がないから(25歳/大学院生/男性)
・説明会や面接、自分で調べた情報はひとまとめにしておいた方が後で見直しやすいから(22歳/大学4年生/女性)
・何気なく合同企業説明会で立ち寄った企業でメモを取った言葉が、第一希望の会社での面接に役立った(22歳/大学4年生/女性)
・履歴書を作成する上で必要な文章を貯めておくため(学校の先輩から)(23歳/大学院生/男性)
・はじめは大学の就活セミナーで作るように言われたから(22歳/大学4年生/女性)
・学校の就職ガイダンスで、絶対作りましょうといわれたから企業の情報とか、まとまっていた方が見直しやすい(19歳/短大・専門学校生/女性)
・先輩に絶対作ったほうがいいと勧められたから(22歳/大学4年生/女性)
・説明会に行く時にノートを持って行き記入していたノートに書いた内容は後日、パソコンでまとめてA4の紙に印刷した(22歳/大学4年生/女性)
・日記がてら書いて就活終わるとき読んだらこんなこともあったなあと笑って済ませられた(19歳/短大・専門学校生/男性)
・人間の脳みそには限界がある書くことが整理につながる(22歳/大学4年生/男性)
・言語化して骨の髄まで自分自身に叩き込むため(22歳/大学4年生/男性)
“就活ノート"を作ったのもきちんとした理由があるからでした。情報を整理するための『入手すべき情報が多すぎるので、情報の整理もかねて』といった理由や、『自己分析をするのに、一度今までの出来事を書き出したほうがよいと思ったから』という自分自身を振り返って見つめ直すといった理由も多かったです。情報を制すものは未来を制すといったところでしょうか。
“就活ノート"を作っていた人の割合とその理由をご紹介しました。就活生にとってはメモや情報を整理するため、ノートを作ることが定番になっています。面接や説明会などの対策にも重要ですので、今からでも活用していきましょう。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年11月
調査人数:大学生男女283人(男性116人、女性167人)