就活で募集要項にTOEICの得点が指定されていることって多いの? 「◯点以上」を満たしていなくても応募していい?

就活で募集要項にTOEICの得点が指定されていることって多いの? 「◯点以上」を満たしていなくても応募していい?

2016/11/08

就活の悩み・疑問

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3.英語が苦手な方の就活の考え方


『○○○点が必要、望ましい、以上』表記はどうあれ、今の自分の実力では届きそうもない得点が志望会社の応募条件となっていた場合、ショックを受けるかもしれません。しかし、このように明記されているほうが親切だと考えてみてはどうでしょうか? なぜなら、入社後の業務で自分の届かない英語能力のみに足を引っ張られ、その他の多くの長所や武器を活かせなくなってしまうのは、とても不幸なことだからです。就活とは、入社することが目標ではありません。就いた職で得意な能力を発揮し、自信をつけ、更に能力を伸ばす、もしくは新たな能力を開拓することが目標です。求められている英語力が自分とマッチしている、もしくは英語力に触れていない同業他社を探し、伸び伸びと就活を進めて下さい。

まとめ

応募条件にTOEICの得点を設定している企業は少数派です。なぜなら、応募段階でハードルを高くすれば採用できない企業が多いからです。730点、800点……色々な得点が耳に入るかもしれませんが、それは企業全体の応募条件事情を表しているわけではありません。大切なのは、就活初期に志望企業をピックアップし、自分が受験したい企業群の募集要項を確認しながら就活を進めることです。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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