まったく不合格の連絡がない「サイレントお祈り」ですが、ではどれくらいまで待てばよいのかという問題があります。そもそも通知しない“サイレント"ですから、企業側も明確に期限は示していないことが多いです。もちろん永遠に合格通知を待つのも、時間が限られた就活生にとっては無意味なことです。そこで一般的には、2週間待ってみて連絡やモーションがなければ不合格とされています。もちろん企業にとって都合のよい話ですが、2週間を過ぎてから連絡がある場合もありますので明確な期限はありません。サイレントお祈りをされて心配になった人には、次の方法がオススメです。
いつまでたっても合格・不合格の連絡が来ない。もしかしてサイレントお祈りかも……そういった場合には、遠慮せずに電話やメールで企業側に問い合わせてみましょう。明確に状況を教えてもらえる企業でしたら、選考に残っていて待ってほしいとの返答があるかもしれません。また全く返信すらない企業であれば、コチラから見切りをつける姿勢の方がよいのかもしれませんよ。
就活生にとって恐怖の「サイレントお祈り」ができた理由や対処法をご紹介しました。内定辞退者が出た場合の対策とはいえ、企業側も新卒者を確保するための苦肉の策。今後もこのような傾向が続くと見られます。また「サイレントお祈り」とは言っても、なんの連絡もない無言の「お祈り」ですから、企業にたいして遠慮することはありません。不安に思ったらメールや電話で問い合わせて確認してみるということも検討してみてください。
文・学生の窓口編集部