興味の有る業界や企業研究など、就活を成功に繋げる重要なステップに「OB/OG訪問」があります。実際に企業で働いている先輩から、仕事内容や社内環境について聞くことは貴重な経験です。企業理解につながるばかりではなく、仕事への具体的なイメージを持つことができ、就活で他に差をつけることができます。とはいえ、どのような方法でコンタクトを取ればよいのでしょうか? いくつか例を挙げましょう。
①大学のキャリアセンター
学校のキャリアセンター(就職課)では、卒業生の連絡先を教えてくれる場合があります。個人情報保護法の観点から情報開示が困難な場合は、就職課の職員にアポイントをお願いすることとなります。いずれにしろ、一度キャリアセンターに足を運んでみましょう。メール・手紙・電話などいずれの場合も、相手は多忙な社会人であることを心得て、節度あるアプローチをお忘れなく。
②ゼミ、サークルの先輩
最も簡単で確実な方法でしょう。年齢の若い先輩ばかりでなく、幅広い世代のOB/OGから話を聞けるようにすると良いでしょう。
③企業が開催するOB/OG訪問会
OB/OGとの懇談会や訪問会を企業が提供してくれる場合があります。年齢の若いOB/OGには主に仕事内容を、事業の中長期計画や展望などはベテランOB/OGや経営陣に尋ねましょう。
④企業に紹介してもらう
企業の人事部に連絡をして主旨を伝えれば、OB/OGを紹介してもらえるケースも稀にあります。他の方法でアプローチが難しい場合は検討してみてください。
そのほかにも、家族や友人の協力を得て、知り合いを紹介してもらうというやり方もあるでしょう。OB/OG訪問は、忙しい中わざわざ時間を割いてもらえる貴重な機会。あなた都合のドタキャンは許されるものではないことを肝に銘じておきましょう。
手軽にセッティングできることではありませんが、納得のいく就活をするためには、手間や時間を惜しまず、できる限りのことをやって悔いを残さないようにしてくださいね。
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