就活メールのお決まりフレーズや言い回しを使いこなしましょう。いくつか知っておくだけで就活メール送信についての不安感が少なくなりますよね。
まず冒頭では、
「いつもお世話になっております」
「大変お世話になっております」
「初めてメールをさせていただきます」などのあいさつが使えます。
本文では
「ご連絡申しあげます」
「お伺いいたします」
「申し訳ございません」
「お手数をお掛けいたします」
「どうぞよろしくお願いいたします」
「○○していただけたら幸いです」などの言い回しを覚えておきましょう。
就活を続けるなかで、面接の日程を調整しなければいけないシーンもあると思います。その場合、まずは理由をきちんと伝えた上で、日程調整のお願いをしましょう。お願いをする立場なので、丁寧に書くように心がけてください。先方も忙しいため、内容を明確にしてスムーズに調整ができるようにしましょう。
件名には「面接の日程変更のお願い(○○大学○○)」と、名前を書くといいでしょう。また、候補の日程をいくつか提示することもスムーズに進める上で重要です。
●面接日程調整メールの例文
件名 ○日の面接日程変更のお願い【△大学山田】
○株式会社
人事部 ○○様
お世話になっております。
○○大学 ○○学部の ○○です。
先日、○月○日に面接のお約束をさせて頂いておりましたが、
○○と重なってしまいました。
勝手なお願いで大変申し訳ございませんが、
○月○日以降に変更いただくことは可能でしょうか。
下記日程でしたら、お伺いすることが可能です。
何卒ご検討をお願いいたします。
・○月△日(月) 午後1時~午後5時
・○月△日(火) 終日
・○月△日(月) 午前中
誠に勝手なお願いで恐縮ですが、
どうぞよろしくお願いいたします。
就活メールの書き方やマナー、例文を挙げましたが、いかかでしたでしょうか。最後に、就活メールで使える書き方のポイントをお教えしましょう。就活メールをスムーズに書くコツとしておすおすめなのが、よく使うフレーズを辞書登録しておくこと(「どうぞよろしくお願い申し上げます」を「どうぞ」に短縮するなど)。時短に繋がり、間違いのない文章が書けます。次に、誤字脱字には念入りに注意しましょう。また、メールを送信する時間も深夜や早朝を避けるのがベターです。メールがよく書けているだけで内定に繋がるわけではありませんが、基本の書き方を押さえた読みやすいメールは好印象を与えます。一つ一つを大切にし、的確に自分をアピールしましょう。
文・学生の窓口編集部