圧倒的不利って本当? 留年が就活に与える影響とは

圧倒的不利って本当? 留年が就活に与える影響とは

2016/07/17

就活の基礎知識

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■留年によって得られたものをアピールしよう

どのような理由で留年したとしても、それを前向きに説明する心がけは就活では欠かせません。その1年の間に何を得られたか、留年という経験を経て何を学んだかをアピールすると面接官の印象は大きく変わります。

部活動や留学、アルバイトのように明確な目的をもって他のことに時間を費やした結果として留年した場合にはその経験をアピールするのがポイントです。若いうちにしかできない激しいスポーツを優先して、強い体力と精神力、チームワークなどを身につけられたなどと説明してもいいでしょう。留学であれば英語などの語学力を伸ばすと共に、現場での人々との交流を通して学んできたものを率直に説明すれば好印象が得られます。アルバイトであっても社会経験を積む機会と考えて、結果として得られた経験を話すといいでしょう。

勉強がうまくできなかった場合であっても、どのような工夫をして最終的に単位を獲得したのかを分析してみると、その間に身についた能力に気づくかもしれません。いずれのケースも、留年を経験したことで学べたことが少なからずあるはずです。まずはそれを見つけて面接に挑みましょう。

■総合的にプラスの印象ならば挽回は十分可能

留年というだけで就活が不安になってしまう方もいるかもしれませんが、長い目で見ればたった1年や2年の話です。人材として優秀であれば企業としても採用したいと考えるのが当然の判断と言えますし、その点をよく吟味しようと考えている企業であれば面接にこぎつくことができます。そのときにどのような印象を与えられるかが鍵なのです。企業としては過去の事実から能力を分析したいのであって、留年の事実自体は問題にならないと考えている場合も少なくありません。

留年のマイナス面を覆して、総合的にプラスの印象を与えられれば挽回ができます。冷静に理由を分析して、その1年をいい経験を積む期間としてアピールするのは基本と言えるでしょう。マイナス面をプラスに転じさせるポジティブな考え方はそれ自体が評価されるものであり、前向きに仕事にも取り組んでくれる人材として採用につながる可能性もあります。相手を納得させられるようによく準備をして就活に臨めば、留年をしていてもストレートの就活生に負けず内定を獲得できるでしょう。

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