交通費にスーツ代……就活に必要なお金ってどのくらい?

交通費にスーツ代……就活に必要なお金ってどのくらい?

2016/07/11

就活の身だしなみ

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■スーツ・鞄・靴などの身だしなみにかかる費用

スーツや小物に関しては、10万円近くのお金が必要になる場合もあります。交通費でお金がかかるのであれば身だしなみにかかるお金はは安く抑えたいと思うかもしれませんが、就活グッズは印象を左右する大切なもの。安すぎず、高すぎない物を選択するようにしましょう。就活の基本となるスーツは、必ず2着以上用意しておくことをおすすめします。理由はクリーニング中でも就活ができるようにしておくためです。同様にシャツも2着以上持っておくと安心です。スーツ1着買うのにもお金がかかってしまいますが、清潔感のある見た目を保つことは就活で非常に重要。スーツとシャツの枚数に関しては節約するのは望ましくありません。

一方で、実際にスーツを2着用意するとなると多額のお金が必要です。スーツにも、安くて劣化しやすいものから、高くて作りがしっかりしているものまで差があります。安すぎるのもいけませんが、高すぎるのも人事からは良く思われません。スーツ専門店でしっかりとしたシワになりにくいものを用意しましょう。

スーツの色は黒か紺がメインで、多くの就活生は黒を着ています。女性の場合ストライプが入っているもの、男性の場合は太いストライプのものはNGです。靴も長距離を歩いていると靴底がすり減ってしまいだらしない印象になってしまいます。足元は意外と見落としがちですが、意外にチェックしている面接官も少なくありません。靴は綺麗にしておきましょう。就活バッグについては、地面に置いて自立するものというのが原則です。自立するタイプの就活バッグであれば、選考の際に邪魔になりません。これらの就活グッズは、作りがチープな安価すぎるものは適当ではありません。やはり靴や鞄もスーツ専門店でそろえるのが無難です。

時計も、ハイブランド品を身に着けてしまうと就活生らしいさわやかな印象を持ってもらえません。学生が身に着けるブランド価格のもので、シンプルなデザインのものを選ぶことがポイントです。

■就活にかかるお金を賄うには?

以上の計算から、首都圏の学生であれば10万円~20万円程度、地方の学生であれば20~30万円ほどのお金を用意しておくと、就活でお金が必要になった場合でも安心です。ただ、4年生以降のアルバイトは就活の時間を削ることにも繋がるため、できる限り就活が本格的にスターとする前に、アルバイトや節約などでお金を準備しておくといいでしょう。大学生のみなさんが用意するには簡単な額ではないかもしれませんが、今後の社会人人生を左右する就活に使うお金ですから、決して無駄ではありません。

説明会に行って、思っていたイメージと異なり選考には参加しないという決断をした場合も、説明会で聞いた情報は無駄にはなりません。また、選考で交通費など多額のお金がかかったにも限らず不合格だったとしても、お金では買えない経験を得ることができます。一生に一度の就活ですから、お金の出し惜しみをしていては、かえってもったいないと言うこともできるのです。

就活は、多額のお金が必要になり、その負担は決して軽くはありません。しかし、将来的に考えれば、それだけのお金をかけただけの価値があるときっと思えるはず。大学生のみなさんは、就活にかかるお金を確保し、自分の納得の行く会社に出会える就活を行いましょう。

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