【企業を知る】中間の年齢層が極端に少ない会社ってどんな会社?

【企業を知る】中間の年齢層が極端に少ない会社ってどんな会社?

2015/04/20

就活の悩み・疑問

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就活生の皆さんの疑問・質問を解消するため、Q&A方式でさまざまな就活の悩みにお答えします。今回は、就活生が会社訪問をする中で抱いた素朴な疑問に、転職コンサルタントの西田正晴さんにお答えいただきました。

Q.会社訪問をしてみると、20代の若い社員と50代以上の社員が目立ちます。中間の年齢層が極端に少ないようです。どんな会社だと考えればよいでしょうか?

A.ベンチャー企業の求人会社などで見かけるタイプの会社だと推測しました。

事業を立ちあげてから軌道に乗るまで時間を要していたのではないでしょうか。その結果若い人材を採用できなかったので、年配の社員が多いということだと思います。近年事業が順調に立ち上がり、若い人材も引きつける企業になって、20代の若い社員が増えてきていると思います。そういった点から、これから急成長していく企業のように感じます。若いベンチャーでないので、社内の雰囲気も落ち着いてバタバタした雰囲気もないはず。若い人にとっては企業成長と共に昇進のチャンスもあるということですね。

また、別のタイプも予想できます。人件費を抑えて、しかも若手の社員を確保するために契約社員で現業部門を維持していく企業です。

転勤を拒否できない総合職の正社員になりたくないと考え、地域限定の契約社員を希望する若い人は結構多くいます。契約社員の上限年数を3年間としている企業の場合、満3年で100万円の祝い金を受け取って卒業して他社に転職していきます。そういう会社は模擬面接などを実施して社員の転職活動を支援しています。個人向け営業や営業経験のない若い人材が法人向け営業をこのような企業で経験を積むことができます。キャリアパスの手段のひとつとしてお勧めできる企業でしょう。社会に貢献しているという意味では良い会社だと思います。


西田正晴さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/halnishida/)

転職コンサルタント。営業・経営コンサルタント・購買・生産計画など様々な業務に従事した後、転職経験を活かすために転職コンサルタントとなり、18年以上のキャリアを積む。

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