OB・OG訪問で何を聞けばいい? 企業の「社風・雰囲気」の探り方

OB・OG訪問で何を聞けばいい? 企業の「社風・雰囲気」の探り方

2015/01/06

企業研究

自分が志望する会社に関しては、仕事の内容や業績はもちろんのこと、実際に入社した場合、どのような場所で自分が働くことになるのかが気になるところ。会社の雰囲気を目にすることができる会社説明会やOB・OG訪問で、どんな点に注意して会社を見ればいいのか、どんな質問をすればいいのか就活アドバイザー・石井直幹氏にうかがいました。

社風・雰囲気 会社訪問 見るべきポイント

説明会で見るべきポイントは?

「学生の皆さんが会社、企業の実際の姿を目にする最初の機会が、説明会です。
そこでは、自分のいい印象を残そうとか、目立ってこようとかを考えるのではなく、その会社が自分に本当に合うのかどうか、様々な面から見るという意識を持って行く必要があります。そういう意味では、学生の皆さんと企業は対等の立場にあるのです。

説明会等に出てくる社員は基本的に人事や人事に頼まれた生え抜きの社員です。学生の皆さんに「良い役」を演じるのは当然で、皆良い人で、人前で会社の良さを伝えることのできる人です。ですから、説明会で出会った社員の様子だけで『この会社の人たちは全員いい人だ』と思い込まない方がいいでしょう。
むしろ、人事以外、採用に関わる人以外の社員の様子や動き、皆さんへの対応、挨拶があるか、前向きに仕事しているかなどを見てくることのほうが、より意味があります。

また、説明会自体で見られる会社のチェックポイントとしては以下のことがあります。

1.説明会、面接が時間通りに始まるか

→時間通りに始まらないのは、時間や仕事に対してルーズな人が多い、もしくはルーズな社風になっている可能性があります。

→説明会が時間通りに始まらないということは、採用に対してその会社がしっかりと意識を持って人を採ろうと思っていないかもしれません。

2.説明会の準備等が事前にしっかりされているか

→説明会の会場に入った際に、配布資料などが準備されていない、バタついているといった場合は、仕事に対してルーズな会社であったり、採用に関して意識が低い可能性があるかもしれません。

就活に懸命になっている学生のみなさんは、『社会人だから忙しいんだろうな、10分遅れくらいは仕方ないか』と考える人が多いのですが、それは間違いです。社会人だからこそ時間の徹底を図らなければいけないのですから、そのあたりも意識しながら会社の様子を見てくると良いと思います」。

OB・OG訪問では突っ込んだ質問を。

OB・OG訪問で私が一番お勧めしたいのは、その社員の入社年数と今の具体的な仕事内容を訊くことです。そして、『どんな時に仕事が楽しいと感じますか』『モチベーションが上がるのはどんな時ですか』などと質問すると、『仕事がうまく行った時ですね』と答えられると思います。
そうであれば、次に聞くべきは、その人が実際にどんな仕事をしているのか、今担当している仕事はどんなことなのか、そしてそれは入社して何年目に任された仕事なのかといったことです。

ここまで具体的に聞ければ、自分がその会社に入った場合の将来のキャリア、具体的な仕事内容が見えてきます。

このようにOB・OG訪問では、抽象的な質問で終わらず、その人の具体的な仕事まで聞ける範囲で確認をすると良いと思います。具体的に聞ければ聞けるほど、みなさんはその会社に入った際の具体的なイメージが持てるはずです。そうすれば面接などで自分はその会社で何がしたいのかなどを明確に語ることができるでしょう。
何となく質問するのではなく、具体的なことを聞こうと意識すると、良いと思います。


その企業の社風や雰囲気を知るには、面接される側から、面接している側に立ったつもりで、いろいろ深く質問していくことが大事なようです。競争を勝ち抜いてせっかく入社したのに、「こんなハズじゃなかった……」とならないためにも、OB・OG訪問は積極的に行いましょう。

文・imago

Profile

石井直幹/いしいなおき

就活PLAZA 代表

特定非営利活動法人日本キャリア開発協会認定

CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

1971年生まれ。現在まで、ITサービス業、商社の人事責任者を経験し、現在ある企業で人事業務を幅広く担当。また、専門学校の就職支援担当の経験などもあり様々な角度から新卒採用、新卒研修などに携わっている。

HP:http://syu-plaza.com/

twitter:@syukatuadviser

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