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社会福祉士
どんな資格?
高齢者などの福祉に関する相談に乗り、援助を行うための資格。社会福祉業務の国家資格です。
こんな仕事に役立つ!
伊田博之さん
27歳 福祉関連企業で生活支援員として勤務。2014年に社会福祉士の資格を取得。 |
大学が福祉専門の大学だったため、卒業する前に試験に挑戦したのですが、勉強不足で不合格に。その後就職をしてからも何回か挑戦していたのですが、勤続年数が3年目を超えた昨年、仕事をする上で必要な福祉関連の知識がまだいろいろと不足していると実感し、改めて資格を取得して仕事に活用しようと思って挑戦することにしました。
利用者と向かい合う時、障害に対する知識はもちろんのこと、法制度や使える資源について知らないと仕事になりません。その点、社会福祉士の勉強をしてからは、仕事中にわからないと思うことは減ってきています。知識が増えたことによって、仕事に活かせる選択肢が増えたと思います。 資格取得のために、人体のことから法律まで勉強するのでおもしろいです。一見関係なさそうなことまで実際の仕事に関わってくるので、勉強は非常に大事だと思います。福祉関連の仕事をする人には必須の資格だと思いますよ。
4年
社会人になって、まとまった勉強時間が取れなかったのが大変でした。
最初に参考書を読みこみ、その後はひたすら過去問を解いていました。まとまった時間でなくてもいいので、少しずつ参考書や過去問と向き合うことが大切ですね。また、過去問を解いたら答えあわせをしっかり行って、どこで間違えたのか、どういうところが苦手なのかを確認することが大事だと思います。社会人になってから勉強するのはとても面倒かもしれませんが、資格があると業務に活かせる場面もありますし、何より転職もしやすくなると思います。