就活生の皆さんの疑問・質問を解消するため、Q&A方式でさまざまな就活の悩みにお答えします。今回は、「面接官は学生のどこに注目して採用しようと思うのか?」という質問です。
<就活生からの質問>
面接官は、学生のどこに注目して採用しようと思うのでしょうか?
<就活の真実 事務局からの回答>
新卒に求める人材要件(※企業の人事課題と職種に求める要件等)や選考プロセス(1次・2次)によって変わります。簡単に言うと、営業職は人あたりやコミュニケーション能力を重視するケースが多く、企画職・SE職・開発職等であればリーダーシップと協調性などが重要視されます。もちろん業界や業種、職種によって注視されるポイントは変わり、選考過程が進むに連れて視点も異なってくるでしょう。
<選考初期>
一般的に学生のポテンシャル部分の見極めに注力する場合が多いようです。「学力」「論理性」「コミュニケーション能力」がそれに該当します。一般常識などのテスト、グループディスカッション(GD)や集団面接の場で見極められます。
<2次面接以降>
2次面接から最終面接へと絞り込みが進むに連れて、「職種の適性」「入社の意志」「他の学生との比較」のように、選考の初期段階とはポイントが変わってきます。もちろん、社会状況やある種のトレンド、また面接の型があるため、企業の個性が出るところです。
近年は「リーダーシップ」「協調性」「自立心」「行動力」「グローバル志向」という視点での選考トレンドが高まっているようです。理由は企業がグローバル化したことを受けてのものです。単純作業は海外へ委託し、企画・開発が国内業務の主力となりました。そのため、総合職では「チームで動ける力」「自立的に行動できる力」「考える力」の要素が求められるのです。