就職活動が本格的に始まるのは大学4年生からですが、就活に対して意識が高い人は2~3年生の頃からインターンや説明会に参加している人もいますよね。どのくらいの時期から始めるのが一番いいのか不安になりませんか? そこで、社会人1~3年目のみなさんにいつ頃から就活について真剣に考え始めたか聞いてみました。
■就活について真剣に考え始めたのは大学何年生のときでしたか?
第1位 3年生……184人(45.4%)
第2位 4年生……95人(23.5%)
第3位 2年生……76人(18.8%)
第4位 1年生……50人(12.3%)
半数近くの人が大学3年生のときから考え始めたようです。次に多かったのは大学4年生でした。ほとんどの人が就活本格スタートの前後で変わるようですね。では、なぜその時期に真剣になったのか理由をそれぞれ見てみましょう。
■1位 3年生
・周りが考え始めて焦り始めたから(女性/23歳/学校・教育関連)
・早く考えていたほうが絶対にいいと先輩から聞いていたから(男性/23歳/情報・IT)
・大学で就職に関するセミナーが増えてきたので(女性/23歳/電機)
・インターンシップの申し込みがはじまるから(女性/29歳/学校・教育関連)
ちょうど周囲の意識も変化して、自分もやらなければ……と思い始めるのが3年生のようです。大学の就職課もちょうどこの時期にセミナーを開くので、意識せざるを得ないのかも。
■2位 4年生
・学生時代はやりたいことに全力で取り組みたかったから(男性/24歳/商社・卸)
・実際に卒業の年にならないとなかなか考えられなかった(女性/27歳/その他)
・考えたくなかったから(女性/20歳/その他)
・4年になってやっと焦りが出てきたから(男性/30歳/建設・土木)
3年生までは学生生活に集中して、4年生になったら切り替えるという人も多いようです。卒業も間近になるので、この頃から進路をについて真剣に考え始めるのもわかります。
■3位 2年生
・先輩の様子を見て、そろそろ自分も考えないといけないのかなと思ったので(女性/26歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・自分に安心感を持たせるため(男性/26歳/その他)
・周りがみんな真剣に考え始めていたから(女性/23歳/小売店)
・ギリギリに考え始めてもミスマッチが起こる原因になると思ったから(女性/25歳/建設・土木)
3~4年生から考え始めた先輩たちをみて、早めに行動しておこうと思う人もいるようです。自分の将来について2年生から考えていれば、就活が本格的に始まっても焦らずに済みそうです。
■4位 1年生
・周りからプレッシャーをかけられていたので(男性/26歳/運輸・倉庫)
・どうしていいかわからないけど、とにかく行動に移せば見えてくると思ったから(女性/22歳/その他)
・考えるのが遅れると、後々出遅れる可能性もあると思ったから(女性/25歳/機械・精密機器)
・早めのほうが対策を練られるから(女性/23歳/医療・福祉)
1年生の頃は「就活」がどんなものなのかもわからない時期。とにかく動いてみることで、だんだんとわかってくるのかも。大学に入ったばかりで、卒業後の進路を考えられるのはすばらしいですね。
いかがでしたか? ほとんどの人が就活の本格的なスタートに向けて着々と準備をしているようです。就活時期が変更になって、なかなか先輩の意見を参考にできなくなってきていますが、準備は早く始めるに越したことはありません。具体的には、夏のインターンの時期から考え始める人が多いようです。今3年生で、まだまだ先……なんて考ええている人も、今からでもできることを少しずつ始めてみるといいかもしれませんね。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年4月
調査人数:社会人1~3年目の男女405人