就活をして初めて聞くビジネス用語ってたくさんありますよね。説明会で当たり前のように使われて「え、それってどういうこと?」と思ったことはありませんか? 今回は社会人1~3年目のみなさんに、就活で初めて知ったビジネス用語について聞いてみました。
■インセンティブ
・初めて聞いた言葉だったので言われても分からなかった(女性/20歳/その他)
・OB訪問して、先輩と話しているときに「うちの会社はインセンティブないから」と言われた(男性/23歳/金属・鉄鋼・化学)
・就職の合同ガイダンスで何社かこの言葉を使っていてわからなかった(女性/23歳/医療・福祉)
営業成績などによって給与や賞与が上乗せされることを意味するインセンティブ。学生生活ではまず聞きません。OB訪問などで出てきてわからなかった場合は、正直に聞き直したほうがいいですね。
■PDCAサイクル
・今までに就活で体験したことを次回の面接までにPDCAにして発表してと言われた(男性/25歳/小売店)
・研究の進め方を聞かれたときに(男性/27歳/金属・鉄鋼・化学)
・会社説明会で聞いた(男性/28歳/学校・教育関連)
Plan(計画)・Do(行動)・Check(確認)・Action(再行動)のサイクルをまわすことが、社会人にとっては基本の動きのようです。エントリーシートを書くときに、PDCAサイクルを意識して書くように言われることもあります。
■BtoB・BtoC
・書類で目にして、読み方がわからなかった(女性/30歳/その他)
・「うちはBtoBビジネスだから」といわれた(男性/26歳/情報・IT)
・会社説明のときにその言葉が出てきて、司会の人に企業相手か個人相手かという意味だと教えてもらった(男性/26歳/その他)
その会社がBtoBかBtoCかというのは、就活においてチェックすべきポイントのひとつ。顧客が企業か個人かによって、ビジネスモデルや働き方も異なってきます。初めて見ると英語の羅列なので読み方自体も分からないですよね。
■コンプライアンス
・日本語で言ってほしい。初めて聞くと、意味を理解するのに時間がかかる(男性/25歳/小売店)
・面接で社員の方が言っていた(男性/27歳/電機)
・ガイダンスに参加して、その言葉を聞いた(男性/27歳/アパレル・繊維)
日本語だと「法令順守」になりますが、カタカナで言われるとより一層理解できないですよね。実際に使うのは会社に入ってからになることが多いので、覚えていなくても問題はありませんが……。
いかがでしたか? ビジネス用語は意味や使い方が難しいものが多いです。就活中に実際に使うことは少ないと思いますが、説明会やOB訪問で言われても困らないように意味だけは知っておいたほうがいいかもしれません。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2015年4月
調査人数:社会人1~3年目の男女405人