2017年卒の就活はいっそうの売り手市場! ただし短期決戦に注意!

2017年卒の就活はいっそうの売り手市場! ただし短期決戦に注意!

2016/04/20

就活の悩み・疑問

マイナビから、企業の2017年新卒採用予定の調査結果が発表されました。それによれば、採用予定数は全体平均で19.1%の増加予測で採用増の傾向は強まっており、採用環境の見通しも「(企業にとって)厳しくなる」という予測が過半数を占めました。全体的に、昨年以上の売り手市場となりそうです。

この調査は、新卒採用実績のある国内企業8,000社を対象に行なったもので、うち2,240社から有効回答が得られたそうです。

採用予定数を「増やす」と答えた企業の割合は、大学(文系)で26.0%(前年比2.3ポイント増)、大学(理系)で31.4%(前年比2.3ポイント増)と前年度よりも増えています。「減らす」という回答は大学(文系)で4.3%(前年比1.6ポイント減)、大学(理系)で2.9%(前年比1.1ポイント減)なので、採用増の傾向が強まっていることが見て取れます。また2017年卒採用予定数を2016年卒採用実績数と比較すると、全体平均で19.1%増の見込みとなっています。業界別でみると、「小売」の39.4%増、「サービス・インフラ」の22.7%増、「ソフトウェア・通信」の18.4%増などが目立ちます。

このように企業側の採用意欲が高いことから、企業にとっての採用環境は前年より「厳しくなる」という予測が文系56.1%、理系63.0%となりました。企業側にとって採用環境が厳しくなるということは、就活生にとっては就活の厳しさが緩和されるということですから、朗報といえるでしょう。前年より採用基準を「厳しくする」と答えている企業は調査開始以来最低の7.4%となっており、選考のハードルを下げて採用数を確保しようという動きがあるようです。

採用活動の期間については「短期化する」という予測が29.5%で「長期化する」の16.3%を上回りました。これには経団連の指針の変更で選考活動開始が8月1日から6月1日に前倒しされたことの影響もあるでしょう。ただし、5月以前に面接を開始する企業は72.6%、同じく5月以前に内々定出しを開始する企業は50.7%となっており、経団連の指針をで6月1日が先行活動開始となっているからといってのんびりかまえているわけにはいかないようです。

企業側の採用意欲が高く、就活の厳しさがやや緩和されそうな2017年卒の就活。スケジュール前倒しで短期決戦になりそうですから、短い就活期間に悔いを残さないよう、全力であたってください!

・2017年卒マイナビ企業新卒採用予定調査(マイナビ採用サポネット)
http://saponet.mynavi.jp/release/saiyou/index.html

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