内定がほしくてつい……就活で話を盛ってしまった経験がある人は約4割!

内定がほしくてつい……就活で話を盛ってしまった経験がある人は約4割!

2016/04/06

就活の基礎知識

就職活動では、自己アピールがいかにうまくできるかが合否を分けますよね。少しでも自分のことをよく見せようと、小さな経験談を大きな話に盛ってアピールしてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。今回は就活経験のある社会人のみなさんに、就活で話を盛ってしまった経験について聞いてみました。
■就活でエピソードを盛って話してしまったことはありますか?

したことがある 142人(35.2%)
したことはない 262人(64.8%)

1/3以上の人が「盛って話したことがある」と回答。アピールにはやっぱり多少の「盛り」は必要だし、認められるとみなさん思っているのでしょうね。続いて、どんな内容を盛ってしまったのか聞いてみました。

■どんなことを盛ってアピールしたのですか?
●アルバイト経験

・バイトでリーダーをしていたと言ってしまった(男性/23歳/情報・IT)
・バイトを長く続けたと盛ってしまった(女性/24歳/団体・公益法人・官公庁)
・店舗を任されていたと嘘を言っていた(男性/23歳/団体・公益法人・官公庁)
・他人の話を元に、バイトの出来事を話した(男性/27歳/その他)

●部活関連

・部長ではなかったのに、代理でしたことを、部長だったとアピールしてしまった(女性/26歳/運輸・倉庫)
・部員の数を多めに言って、たくさんのメンバーを自分がまとめていたように話した(女性/27歳/医療・福祉)
・部活の成績を盛って話した(女性/27歳/運輸・倉庫)
・いかにもリーダーシップを発揮したと書いたが、実際は裏方だった(男性/25歳/医療・福祉)

●その他

・不幸な話を3倍くらい盛って話した(男性/27歳/医療・福祉)
・ボランティア経験を、さも熟練者の活動のように語った(女性/25歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・インターンシップで企業からお墨付きをいただいたと大袈裟に言った(男性/27歳/アパレル・繊維)
・大学の講義はいつも1番前で受けていると嘘ついた(女性/24歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

「バイト」と「部活」について、大げさに話をしてしまった人が多いようです。実績を簡単に表現できるものとなるとこの2つと言うことなのでしょうね。

では、どうして盛ってしまったのでしょうか? 理由についてもご紹介しましょう。

■なぜそのように盛って話してしまったのですか?
●必死だったから

・なんとしても内定がほしかったから(男性/25歳/医療・福祉)
・どうしても受かりたかったので(女性/25歳/学校・教育関連)
・その会社に入りたかったから(男性/25歳/電力・ガス・石油)
・勢いあまって言うしかないと覚悟を決めた(男性/27歳/その他)

●評価をもらいたくて

・グループ面接で周りの話がすご過ぎてついつい(女性/23歳/医療・福祉)
・高い評価をしてくれると思って(女性/25歳/その他)
・相手に伝わりやすい説明をしたかったから(女性/24歳/その他)
・印象に残ることを言いたいと思って(女性/25歳/アパレル・繊維)

●その他

・バレないだろうと思ったから(女性/26歳/建設・土木)
・口が滑ってしまい、その後訂正するタイミングがなかったから(女性/25さい/その他)
・どうしても他のアピール方法が思い浮かばなかったから(女性/22歳/建設・土木)
・周りのみんなも平気で盛っていたから(男性/24歳/金融・証券)

どうしても内定が欲しいと思いすぎてしまい、ついつい……ということなのでしょうね。

いかがでしたか? 最近は芸能人の経歴詐称が大きな話題となっていますが、自分の経歴を偽ることは社会的に良くない行為です。つい話を大きくしてしまう気持ちはわからなくはないですが、盛りすぎてウソになってしまわないよう気をつけてくださいね。

文●ロックスター
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年3月
調査人数:就活を経験した社会人男女404人(男性205人、女性199人)

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