就活で「業界・企業研究」が必要な理由と効率的に行う方法

就活で「業界・企業研究」が必要な理由と効率的に行う方法

2014/12/18

就活の悩み・疑問

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「彼(てき)を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があります。孫子の兵法の有名な一節です。「敵を知り、己を知れば、百回戦っても負けはしない」と文字どおりの意味となり、ビジネスシーンなど様々な場面においてしばしば引き合いに出される名言です。

これを就職活動に置き換えると、「1.己=自分」「2.敵=企業(敵というのは言い過ぎですが)」「3.戦い=採用試験(筆記試験・面接)」。つまり、準備すべきは「1.自己分析」「2.業界・企業研究」「3.面接/筆記試験対策」となります。上記の3つがしっかりできていれば、就職活動をかなり有利に進めることが可能です。

■「業界・企業研究」で社会人基礎力を身につける
しかし、毎年多くの学生を見ていると、「自己分析」や「面接/筆記試験対策」は必死でやるのに、なぜか「業界・企業研究」が疎かになっているケースが非常に多いことに驚きます。これはあまりにももったいない。逆を言えば、多くの学生が疎かにしている「業界・企業研究」で差をつけることで、確実に有利になります。また、様々な業界や企業を知ることで、自ずと社会人としての基礎力が身につき、ビジネスを知ることができます。就職活動中ほど、お金をかけずにいろいろな企業の話を聞いて回れる機会は他にありません。この時期に身につけた基礎力は、社会人として生活していくなかでも、必ず役に立ちます。だからこそ、業界や企業について知ることが重要なのです。

■新聞は幅広い情報収集に有効なツール
情報収集において重要なもののひとつに新聞があります。特に「日本経済新聞」は、昔から就職活動の必携アイテムとして扱われ、重要視されてきました。インターネットが発達し、以前よりも情報収集が圧倒的に便利になった現在ではありますが、それでも就職活動においては新聞が重宝されます。

新聞のメリットとしては、自分が興味のない記事も目に入ってくるため、視野が広がるというのが大きいでしょう。インターネットではどうしても自分が興味を持つ分野に偏った情報収集になりがちです。また、面接をする企業の採用担当者も新聞を毎日読んでいる人が大半だというのも大きな理由のひとつです。相手と同じ情報に触れ続けることで、自ずと思考や視点が、少しずつですが確実に近づいていきます。面接での話題として話を振られた際にも、共通の情報源があると意思疎通がしやすいのは確実です。

また、特に日本経済新聞は、経済に関する情報が豊富に掲載されているため、定期的に読む習慣をつけることで、経済全体の動きを把握できるようになっていきます。最近では電子版も普及し始めているので、それを利用するのもひとつの手でしょう。

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