希望していない職種で内定が出た場合、希望職種は諦めるべきか?

希望していない職種で内定が出た場合、希望職種は諦めるべきか?

2015/04/13

就活の基礎知識

就活の悩み・疑問

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就活生の皆さんの疑問・質問を解消するため、Q&A方式でさまざまな就活の悩みにお答えします。今回は、「事務職希望で受験をしても企業からは営業職が向いていると言われ、内定が出ても営業職の条件付き。事務職は諦めて営業職に徹するべきか?」という相談です。


<就活生からの質問>

先日1社内定をいただきました。ところが、内定は営業職として頂戴し、受験した事務職枠ではありません。事務職の夢を捨てきれず他の企業で事務職の面接を受けましたが、その企業でも「営業職の方が向いているんじゃない?」と言われてしまいました。合否の結果はまだ出ていません。複数の企業で営業職を勧められるということは、事務職は諦めて、営業職に徹した方が良いのでしょうか?


<就活の真実 事務局からの回答>

諦める必要はありませんが、一度ゆっくり考えてみましょう


内定おめでとうございます。事務職枠で受験したにも関わらず、営業職での内定ということは、よほど営業職への適性や可能性を感じさせたのでしょう。他の企業でも営業職を勧められたということは、おそらく質問者様から受ける印象や人柄、面接での応対などが、営業職としての可能性を感じさせたのだと思います。
それは大変素晴らしいことですから自信を持ちましょう。営業はすべてのビジネスに通じる、基本的要素が詰まった仕事です。お客様と直に接点を持つことができるため良い経験を積むことができますし、人気の職種です。希望が叶わない人もいる中で、評価されるということは凄いことです。


もちろん、希望されている事務職を諦める必要はありませんし、まだまだチャンスはあります。ただし、将来について一度ゆっくり考える時間を作っても良いのではないかと思います。社会人として最初のキャリアを営業からスタートできるメリットは、思いのほか大きいものです。入社後、実際に働いてみたら自分のイメージと違ったという時に「営業職→事務職」に異動するよりも、「事務職→営業職」に異動する方が難しい可能性があります。


自分の適性などは、実は社会人になったとしても、そう分からないものです。とはいえ、質問者様に対して複数の企業が営業の適性を感じ、勧めていらっしゃる事実はあります。見込まれた適性よりも「自分が好きかどうか」「やりたいかどうか」が重要であれば、迷わず事務職を優先するべきだと思います。もし「見込まれた適性を生かしてみたい」という思いが出てきたならば、営業職も視野に入れて考えてみても良いと思います。
簡単に結論が出せる話でもありませんから、ゆっくり考える時間が必要かもしれません。最終的に決めるのは質問者様ご自身です。引き続き頑張ってくださいね。


コンテンツ提供●プライマル株式会社「就活の真実2016」

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