第一志望以外にも興味を持つための思考法

第一志望以外にも興味を持つための思考法

2014/12/13

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第1志望の企業を目指して就活を頑張ったものの、残念ながら採用ならず……。たとえそうなったとしても、他の企業から採用通知をもらうまで就活を継続させる人がほとんどだと思います。でも、もし「第一志望に落ちてしまって、モチベーションが上がらない!」なんて状況に陥ってしまったらどうすればいいのでしょうか。

人事コンサルタントの楠田先生によると「志望する会社に落ちて、士気が上がらなくなってしまった時は、一度エンジンを切ることが大切」なのだそう。

「リセットボタンを押した後、新しい第1志望を見つけるといい。切り換えをしないまま次に挑んだら、落ちてしまった会社のことが頭の片隅に残っているので、面接の時に顔に出てしまいますよ。そうなると、次の会社を受ける時も不利ですよね」

そこは面接官もプロ。第1志望に落ちたことを引きずったままだと「本当にうちに入社したいの?」と、思われてしまいます。では、うまく気持ちをリセットするにはどうしたらいいのでしょう。

「ちょっとの間、就活のことから離れてみるのも手です。おいしいものを食べる、買い物をする、映画を見る、ゲームをする、など気持ちの切り換え方は人それぞれ。『一晩ぐっすり寝る』というのはよく聞く方法です。大切なのは、自分自身のリセット法を理解しておくこと。ただし、リセットの期間は1日が目安ですよ。ずっとガスが抜けた状態になるのは避けましょう」

第1志望に落ちて「お先真っ暗」なんて考えている人こそ、ガス抜きをする必要があるのかもしれませんね。

「そうですね。たとえ志望する会社に採用されなかったとしても、10年以内にその会社に転職することだって可能なわけです。第2志望でも第3志望でもいいからまずは会社に入って、そして次のチャンスに備えて、第1志望の会社に転職できる自分づくりをしておけばいい。特に、これからの時代は22歳から65歳、70歳まで働く社会になるので、長いスパンでキャリアを考えることも必要。第1志望に落ちたとしても、一晩寝た後、次に何を考えるかが重要なのです」

今、希望の会社に採用されなかったからといって、一生入れないわけではなし。落ち込んだ時にうまく気持ちをコントロールする力も、社会に出てから必要とされる能力と言えるでしょう。

文●松原麻依(清談社)

■識者プロフィール

楠田祐さんプロフィール

中央大学大学院戦略経営研究科 客員教授(戦略的人材マネジメント研究所 代表)東証一部エレクトロニクス関連企業3社の社員を経験した後にベンチャー企業社長を10年経験。2009年より年間500社の人事部門を5年連続訪問。人事部門の役割と人事の人たちのキャリアについて研究。多数の企業で顧問も担う。主な著書は『内定力2016 ~就活生が知っておきたい企業の「採用基準」~』(マイナビ/2014年7月31日発売)1400円(税別)。

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