「自分でサークルを作った」「留学した」のに自己PRの評価が高くない理由【企業サイドから見る「自己分析」13】

「自分でサークルを作った」「留学した」のに自己PRの評価が高くない理由【企業サイドから見る「自己分析」13】

2015/04/06

自己PR

自己分析

企業研究

■企業のゴールに合わせて自己PRを構成する

そもそも企業というのは「利益を上げてナンボ」の世界です。全ての企業に通じる経営理念は、

「売った商品の代金を、速やかに回収すること」

であり、

「1円でも多く売って、1円でも必要経費を減らして、1円でも多く利益を出す」

ということに尽きます。

どんなにキレイな理念を掲げても、社会貢献を謳おうと、それは企業が儲かっていて初めてできる話で、儲かっていなければ、売ることと回収することに専念するのは当たり前の話。

企業と言う組織が、一丸となって利益を出すためには、個人の希望とか、好き嫌いが考慮されないことは、現実にはたくさんあります。学生が「この企業に入って、こういうことがしたい!」と夢や希望を持って入社してきても、現実は、想いと違う部署であったり、作業とルーチンワーク、そして上司や先輩のコマ使いの日々……。これはどこの企業でもありえる日常です。

「あの部署の▲▲部長にハンコもらわなきゃいけないんだけど、行けばいつも文句言われて萎縮しちゃうんだよなあ」

とか、何かと気が重くなる仕事というのが、必ずあります。

好きなことばかり選んで出来るわけではありません。企業サイドは、そういった場面に遭遇した時でも「積極的」「行動的」に仕事ができるのか? という目で見ているんです。

趣味の話や、サークルの話なんかでも、自己分析を未来につなげていないと、意味がないし、企業サイドも「イマイチ判断つきかねる」と見なしてしまいます。

こういったエピソードを、どうやって未来につなげ、企業のゴールに合わせるかというと、たとえば、

サークルをつくるにあたって、直面した困難、維持運営でおこったハプニング、人間関係、等々をどうやって切り抜けたか、そして解決したかを織り込む

こと。そして、

困難から自分が学んだことを伝え、学んだことが「企業の募集している職種にどう活きると考えているか?」を伝える

こと。そして、

以上から私は結果を出すために、逃げずにアグレッシブに取り組めます!

ということを伝える。

これが、企業サイドが見る「積極性」「行動力」という項目における評価の高い自己分析・自己PRです。


文・コンテンツ提供●安藤恒久

【プロフィール】
東京農工大学農学部卒。その後福山大学大学院工学研究科修士課程修了。1996年、大手飲料食品メーカーに入社。主に経営部門で会社組織運営に携わる。その後は、ブライダル業界に転身。管理部門の責任者として株式公開業務担当。以降、雑貨商社、IT、教育など多様な業界で事業構築を行う。2005年6月から始めた、「会社側の本音」と「就活生の自信構築」をコンセプトに書き連ねたブログ『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』は毎年 数多くの就活生や新社会人のバイブルとして支持されている。

『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』
http://ameblo.jp/yansono/

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