【内定者の例文つき】自己PRで部活・サークル活動をアピールするときのポイント3選

【内定者の例文つき】自己PRで部活・サークル活動をアピールするときのポイント3選

2018/05/17

自己PR

就活の面接やエントリーシートの自己PRとして、部活やサークル活動をアピールしたいものの、どう伝えたらいいか、悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、自己PRで部活動・サークル活動を効果的にアピールする方法を例文つきでご紹介します。

自己PRで「部活・サークル活動」をアピールするときのポイント

自己PRで部活・サークルをアピールするコツ1.何を目指した組織だったのか?

あなたが所属した部活・サークルは何を目指していたのでしょうか? 楽しむことでしょうか、それとも大会でも優勝でしょうか? まずは、何を目的に活動していたのかを考えてみましょう。
例えば、なぜ新人勧誘に毎年力を入れるのでしょうか? サークルを栄えさせるためですね。サークルを盛り上げるために活動していたならば、会社で働く上で一致点を見出せますので、ネタの一つに出来そうですね。
他にはどうでしょうか? なぜ定期演奏会や大会を開催するのか? 日頃、鍛錬しているメンバーに能力を発揮する場を作るため、毎回楽しみにしてくれている聴衆に満足して頂くため、ファンを増やすためではないでしょうか。これらも会社との一致点を見出せます。ネタとしてストックしましょう。

自己PRで部活・サークルをアピールするコツ2.会社や仕事との一致点を意識する

部・サークル活動が充実しているほど自己PRのネタがたくさん見つかります。どれを選んでも、きっといい自己PRが作れるでしょう。しかし、どれを選んでもいい自己PRになるのであれば、志望する会社や仕事との一致点を見出せるネタを優先して自己PRを作成したほうが、より面接官の理解や期待を得られ効果的だと考えられます。

自己PRで部活・サークルをアピールするコツ3.最終面接で使える最強ネタを考えよう

部・サークルの幹部経験は、会社の社長や役員に通ずるものです。最終面接の多くは、社長や役員(幹部クラス)が担当しますので、彼らの心を掴む自己PRを作れそうです。例えば、以下のような切り口で活動を振り返り、自己PRを練ってみましょう。

・先輩たちが守ってきた部・サークルを自分たちも守り、後輩に引き継がねばならないという使命・責任感。
・次代にしっかりと引き継ぐために、どのような基準で幹部候補を選んだか、次期幹部にふさわしい人材に育ってもらうために、どのようにして意識改革を促したか?
・メンバーが部・サークルを愛し、且つ結束を崩さないように運営で心掛けたこと、配慮したこと。
・部・サークルの知名度をあげようと取り組んだこと。より大きなステージを求めてチャレンジしたこと。
・他校よりも良い成績を残そうとの目標を掲げ取り組んださまざまなこと。この目標実現のために、時に厳しい姿勢で臨んだこと。
・先輩から受け継いだ伝統や理念を守るために、いかにして後輩達に浸透させたか?
・効率的かつ効果的に活動できるよう無駄を省いたこと、改善したこと。
・部・サークルを立ち上げた時の思い。軌道に乗せるまでの苦労。

会社経営と一致点を見出せる幹部経験を掘り下げ、社長や役員から共感を得られる自己PRも作っておきましょう。

エントリーシートで「部活・サークル」をアピールした人の自己PR例文

次は、実際に自己PRで部活・サークルをアピールした内定者の先輩のエントリーシートの例文をチェックしてみましょう。ぜひ参考にして、よりよい自己PRを作ってみてくださいね。

内定業界:メーカー

私の強みは、相手の立場に立って考え行動するよう意識していることである。 テニスサークルに所属し、主務として活動した。主な仕事は他大学や他サークルとの連絡・連携をとることや試合の運営だ。他サークルや他大学と仕事をすることも多く、役員全員で集まって作業する時間が限られていた。そのため、あらかじめ話し合う項目についてまとめておいたり、各自で行える仕事を割り振ったり、欠席者に話し合った項目についてまとめて連絡したりした。すると、話し合いも効率的に進めることができた。
(24歳/大学院生/女性)※200文字以上400文字以内


内定業界:インフラ業界

私はサークル活動で「メンバーが学年を超えて親しくなる」ということに最も打ち込んできた。このサークルは例年、3年生が主体となって準備を進め、1・2年生は補助的な役割で活動を行っていた。しかし、私が3年生になった際に、来場者目線に近い1・2年生の意見も積極的に取り入れるべきだと考えた。そのためには全学年が親しくなり、会議でも発言しやすい環境作りが必要だと感じ、全学年が集まる食事会や、巡検を企画実行し、学年を超えて親しくなれる機会を作った。また、会議が始まる前には1・2年生の学生部屋に行き、意見を聞いて回り、さらに発言しやすい環境を作る努力をした。その結果、サークルの会議では1・2年生の発言が例年と比較して増加し、その中から新しい企画の案が生まれ、それを実行に移すことができた。このことから、いろいろな立場、考えを持つ人の意見を聞くことの重要性を学べた。
(22歳/大学4年生/男性)※200文字以上400文字以内


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岡 茂信 (おかしげのぶ)

現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している

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