会社説明会で「私服・軽装」を指定された場合の服装選びはどうすればいい?

会社説明会で「私服・軽装」を指定された場合の服装選びはどうすればいい?

2015/12/21

就活の身だしなみ

説明会

会社説明会や面接などで、悩ましい服装のこと。「私服・軽装」と指定された場合、スーツでなくても良いのでしょうか、それとも、裏読みしてスーツで参加するべきなのでしょうか?また、スーツでないならどのような服装を選べばいいのか解説していきます。

説明会や面接での「私服・軽装」指定での服装選び

1.論理的に考えれば「私服・軽装」で参加するべき

もし、「私服・軽装でご参加下さい」は、企業側のひっかけだったとすれば、そんな意地悪な会社には入社できないほうが良さそうですし、裏読みしスーツで参加し、「指示を守れない人」と思われても損です。このように考えれば、指示を守り、「私服・軽装」で参加するべきです。

2.第一印象を軸に選択する

統一された服装ではなく、個々に選択の幅のある服装となるわけですから、「第一印象」や「服装選択に至る思考」に開きが出ます。そこで、「仕事」というテーマで出会う初対面の相手にふさわしい身なりとなるものを選びましょう。(私服・軽装=普段の気楽な服ではない)このように考えれば、よれよれ、もしくはキャラクターがプリントされた幼い印象のシャツや作業服の系統であるジーンズはふさわしくなく、ジャケットを絡める服装が良い等、選択の幅を絞ってゆくことができます。

3.清潔感やスマートさで更に服装選択の幅を絞る

最近では、業界や職種によっては、あごひげなどで個性を演出しながら働いている方も多く見受けられるようになりましたが、就活の場合は清潔感を重視しましょう。よって、髪形を整えたり、女性の場合は就活にふさわしいメイクも必要になりますので、自然とマッチした服が絞られてきます。加えて、書類の提出シーンを考えれば、リュックよりも、スマートに提出できる就活用の鞄がふさわしいと判断できます。

4.どこまで服装に知恵を絞るべきか?

不潔もしくは仕事とかけ離れた印象の服装で落とされることはあっても、服装が理由で高評価となることはありません。よって、「もし、人込みで靴先が当たった場合のことを考えると、先のとがった革靴は避けたほうが良いだろう」「フットーワークよく動けることを印象付けるにはヒールの高すぎないものが良いだろう」「座った時に堅実で清潔感ある印象を与える裾の長さは、これくらいのものが良いだろう」など常識的で無難な判断の集大成としての服を選べば良いのです。どうしても不安が残る場合は、就職課の職員の方に一度チェックして頂けば良いでしょう。

スーツ・私服・軽装にかかわらず、身なりからの印象に一番影響を与えるのは、姿勢や覇気です。普段から若々しく歩く姿勢にこだわってみましょう。

岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している

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