集団面接での注意点と上手な自己PRのやり方4つ

集団面接での注意点と上手な自己PRのやり方4つ

2015/12/17

自己PR

面接

最初の選考である集団面接。集団面接で合格をつかむにはどうすればいいのでしょうか? うまく自分をアピールして面接官に「おっ」と思わせる方法をご紹介します。

1.集団面接は、話す時よりも聴く間の審査時間が長い

例えば面接官2対受験者5のような形式で行われるのが集団面接です。集団面接では、ついつい「自分の番」が気になりますが、自分も全員も全ての時間にわたって審査されている意識をもつことが大切です。つまり、「自分の番」以外の、聴いている時間も審査されているのです。よって、他の人が話をしている時に、用意した自己PRや志望動機を頭の中で繰り返していてはいけません。他の受験者が話している内容や、その話を聴いている面接官の表情などを、目と耳で観察しましょう。時に、他の受験者のアピールに共感できた時は頷き、共感を表したほうが良いのです。

2.自分が回答する時のポイント
面接官にとって困るのが、「話がダラダラと長く、質問を入れにくいタイプ」です。そのため、「自己PRを3分でお願いします」と時間を指定する場合もあります。よって、自己PRや志望動機を2~3分程度で終えられる練習もしておきましょう。
但し、2~3分は一例であり、各社共通ではありません。もっとも大切なのは、面接官の表情を見ながらアピールすることです。「今、話したエピソードに質問を入れたそうだな」と感じたら『間』を作れることが大切です。

3.面接官が2人ならば2人に話す

「面接官の表情を見ながらアピールする」に繋がることですが、面接官が2人ならば、質問者に対して中心的に回答しつつも、もう一人の面接官にも顔を向け話しましょう。一度、模擬面接で練習し、慣れておく必要があります。

4.集団面接を100倍活かす方法

集団面接を終えた後が大切です。複数の内定を獲得された先輩は、一応に以下の取り組みをされています。

『メモ』
・質問と、どう答えたか?
・どの部分に、どんな言葉で突っ込みが入ったか?
・反応の良かった話と、それほどでも無かった話。
・他の方の話で、面接官が喰いついた内容。
・他の方の、圧迫的な質問に対する上手な切り返し。

『就活仲間を増やす』
集団面接で一緒になったということは、同業界志望者である可能性が高く、ライバルではなく、心強い味方になってくれます。「この人は!」と思える方とは、どんどん友達になり、情報交換等を通して、お互いに助け合いましょう。

集団面接は最終面接につながる第一歩です。その会社の内定獲得を目指して頑張ることはもちろん、その経験を他社でも活かせるようメモを残しましょう。

岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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