面接に絶対に「遅刻」しないために知っておくべきこと5つ

面接に絶対に「遅刻」しないために知っておくべきこと5つ

2015/12/13

面接

面接に遅刻が厳禁なことは、改めて説明するまでもないでしょう。ここでは、遅刻がもたらす選考への影響と遅刻しないためにやっておきたいことを解説します。
1.遅刻者に対する面接
遅刻しても受験を認めてくれることもあります。この場合、「なぜ、遅刻したのか?」は間違いなく質問されますので、言い訳しない回答を心掛けましょう。もっとも良いのは、自己紹介のタイミングで「はい。A大学B学部の鈴木翼です。本日は、遅刻し申し訳ありません」と自ら謝罪することです。

2.遅刻は記録に残る
遅刻当日の面接に合格したとしましょう。しかし、安心はできません。なぜなら、遅刻したという記録は残り、次の面接官に引き継がれるからです。このように、遅刻は後々まで尾を引きますので、とにかくしないことが重要です。

3.言い訳したい理由がある
単に寝坊した等の言い訳できない遅刻に対し、大きな交通トラブルが原因の場合は、そのトラブル発生時点で報告を入れておくことで、「ニュースにもなっていましたが、〇〇線の信号機故障時に乗り合わせてしまっていたのですね。大変でしたね。お気分などは大丈夫ですか」と面接官がねぎらって下さるでしょう。この場合は、「はい。お気遣いありがとうございます。控室で休憩する時間を頂きましたので大丈夫です。よろしくお願いいたします」と回答しましょう。(「交通トラブルで遅刻」の記録は残っても、マイナス影響はありませんので心配しなくて大丈夫です)

4.遅刻していないあなたへの影響
遅刻者のために、時間通りに到着し控室で待っているあなたの面接の開始予定時間が繰り上げられることがあります。「このようなこともありえる」と少しだけ頭に入れておきましょう。この場合、「遅刻という決定的なポカをやった受験者がいるのかも。そうなると、その遅刻者に対しては相対的に私の評価が上がるな」と、勝手にプラスイメージを膨らませ臨みましょう。

5.基本的な準備とトラブル時の準備を整えておく
寝坊しないために目覚ましをセットするのは当然ですが、起床後、スムーズに出発できるよう前夜のうちに提出書類等は整え、鞄に入れておきましょう。もちろん、初めての場所の場合は地図で確認ですが、スマホにも住所を登録し、ワンタッチで現在位置からの経路を確認できるよう準備しておきましょう。

さて、このように準備しても、言い訳にならないレベルの交通機関の遅延は起こり、そのため連鎖的に乗り継ぎがズレ、30分程度、自らが設定した到着予定時間に遅れる場合があります。この場合、1時間の余裕をもって行動していれば、まだ30分の余裕があるので問題は無いのですが、タイプによっては到着までの時間でやきもきし、ストレスをためてしまうこともあります。

このようなタイプと自認される方は、「1時間前に御社の最寄駅に到着するよう自宅を出発しましたが、現在、遅延の影響で到着時間が読めなくなっています。後ほど、またご報告します」等のメールをさっと出せる準備もスマホにしておくと良いでしょう。(この場合は、時間にまだ余裕があり緊急性が無いのでメールでOK)

 午前に他社の説明会に参加し、その説明会が長引いた為に、午後の面接に遅れそうになる、このような場合も想定しておきましょう。加えて、最寄駅からの最寄出口、会社に指定されたフロアまでの時間も考えておきましょう。

岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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