これだけはチェック! 面接の合格率を高める方法5つ

これだけはチェック! 面接の合格率を高める方法5つ

2015/11/26

面接

面接に100%合格する必要はありませんが、合格確率を高める努力は必要です。確率を高めるために出来ることを知り、実践しましょう。

1.面接結果二極化が表していること

内定を複数獲得できる人とそうでない人に二極化する傾向にあります。二極化=はっきりと分かれるという事実は、面接を合格に導くポイントが存在していることを表しています。ポイントを押さえ実践することが、合格確率を高めることに繋がります。

2.自己PRでは突っ込み想定がポイント

「アルバイトならば店長補佐のエピソードを話し、サークルならば練習内容を改善したことを話そう。ゼミについては…よし、複数のアピール準備をしたのだから、アルバイトネタだけの準備しかしなかった前回の面接よりは合格確率が高まるだろう」この努力は無駄ではありませんが、合格確率を高めるポイントを押さえていません。なぜなら、「突っ込み」を想定していないからです。

合格確率の高い受験者は、「なぜ、練習方法を改善すべきと考えたの?」「練習の見直しを提案した時の周囲の反応は好意的だった?否定的な人を、どう説得したの?」「なぜ、その部分の強化を特に重視したの?」等、突っ込みが、どこから始まり、どの方向に行きそうかの想定に力を注いでいます。

3.発声で自分の最高姿勢を作る

実は、『声』が相手に与える影響も大きいのです。面接で好感をもたれる学生は、一応に、しっかりと届く、しかし、耳ざわりではない声量で話します。イメージとしては、相手の体を、やや突き抜ける程度の声量で話しましょう。そして、この声量で話そうとすれば、姿勢は背筋をピンと伸ばしつつも、『やや前傾』となり、この前傾によって、少し目が面接官に近づきます。これにより、他の受験者よりも『目力が強い』『自分に自信をもっている』等の印象を与えると同時に、自分自身も集中した良い緊張感を維持できているのです。

集団面接は、他の学生の声や姿勢を確認できるよい機会ですので、合格しそうな学生を観察してみましょう。話している時の頭の位置が、やや前であることに気づくはずです。

4.自分自身で頷きながら話す

他の学生の話に引き込まれることがあるはずです。なぜ、合格確率の高い受験者は、アルバイト等の一般的なネタでも、あなたや面接官を引き込めるのでしょうか? 理由は、相手を頷かせることで自分に同調させ、引き込みやすい状況を作っているからです。そこで、相手を頷かせるにために、自分の話に自分自身が頷きながら話しましょう。自分も聞き手も心地よい頷きのリズムを掴めば、その後の面接の合格率は高まります。

5.体を相手に向ける

例えば面接官1人、受験者5人の集団面接で、自分は端の席だとしましょう。この場合、自分の正面には壁しかありません。不合格になりがちな学生は、姿勢は良くとも声をかけられるまで正面の壁を向いたまま微動だしません。一方、合格する学生は体の角度を面接官に向けるように調整して座ります。同じようにまじめに座っているのに…しかし、もうこの瞬間で、コミュニケーション能力の差を面接官は感じ取っているのです。

面接に合格しようと注いでいる努力やまじめな気持ちは、合格確率の高い学生と差が無いものの、小さなポイントが欠けていたことに気づかれた方も多いでしょう。つまり、合格確率が高い受験者と大差があるわけではないのです。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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