面接で部屋を印象良く退室するコツ5つ【逆転合格をGET!】

面接で部屋を印象良く退室するコツ5つ【逆転合格をGET!】

2015/11/26

面接

扉が閉まりきり、あなたが見えなくなるまで面接官は見ています。最後の印象は、最新の印象とも言えますので、退室までの行動も大切にしましょう。
1.退室は、あなたの評価を締めくくるもの

「本日は面接の機会を頂き、ありがとうございました」と挨拶の後に、ドアを開け、振り返り、姿勢を正し、再び「ありがとうございました。失礼します」もしくは「よろしくお願いいたします」等、お辞儀しドアを閉める。ここまでが面接です。この一連の退室動作を理由に不合格にした方はいませんが、評価を継続しているのは事実です。

2.ポイントは、どれだけ心がこめられているか?

「本日は面接の機会を頂き…」を忘れてしまい「ありがとうございました」の一言になっても、全く問題ありません。逆に、「『誠に』ありがとうございました」と、咬まずに一言加えて言えたからといっても意味はありません。大切なのは、「面接官の心に沁みる挨拶となっているか」です。これは、お辞儀にしても同様です。腰を曲げている角度が何度だから合格、浅いから不合格ではなく、その姿勢全体から伝わってくるものが大切です。

3.心を込めるには基本動作を体に覚えさせることも必要

「腰を曲げている角度が何度だから合格、浅いから不合格ではなく」との説明は、型を軽視しているわけではありません。お辞儀には、「会釈(15度)」「敬礼(30度)」「最敬礼(45度)」の3種類があり、身に付くまで練習しておくことも大切です。そして、それぞれの型を状況に応じて無意識に使い分けられる人ほど、型を気にせず、ひたすらお辞儀に心を込めることに集中できるのです。

4.退室間際の逆転もある

どういうわけか、途中から自己PRが変な方向にいってしまい、収集がつかなくなってしまった…そんな面接となることもあります。「でも、とにかく、このビルを出るまでは、気を張り続けよう」と頑張り、そして、「結果は自分のこと。そのことで意気消沈する前に、まずは、貴重なお時間を割いて下さった面接官に心からのお礼をしなくては…」と、身に付いたお辞儀の動作に、ひたすら感謝の心をこめ、「ありがとうございました」。そんな全ての心の動きが面接官には伝わります。

そして、「あ~、これが、この方の本質なのだな」と分かれば、人間としての本質という面接最重要評価項目で高得点を付けることになるのですから、合格という判断に切り替わるのです。「最後の最後まで、心をこめて人と相対しようとする」気持ちを貫いてみて下さい。

5.退室後の案内の方にも心をこめて相対する

もちろん、出口まで案内して下さる方にも同じような気持ちで接しましょう。加えて、「1次面接でご対応下さった○○様にも、よろしくお伝え下さい」等、お世話になったと感じる方がいる場合は、その方への一言も託せば良いでしょう。お辞儀の型よりも、こめる心の深さが大切ですが、型が身についていれば、より心も込めやすくなります。お辞儀をはじめ、立つ、座る、歩く、ドアの開け閉めという動作も、無意識で行えるよう練習しておきましょう。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)

現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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