就活面接の結果連絡はいつ来る?どんな心構えで待てばいい?

就活面接の結果連絡はいつ来る?どんな心構えで待てばいい?

2015/11/26

面接

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面接の結果連絡を待つ期間はやきもきするものです。どのような意識で連絡を待てば良いのでしょうか?
1.結果連絡の基本

一般的には、面接官もしくは退室後に採用担当から、「面接の結果につきましては、1週間以内に、合格の場合はお電話で、不合格の場合は、申し訳ありませんが文章でお知らせします」等の案内があります。

この案内が無い場合は、「よろしければ教えて頂きたいのですが、合否は何日程度でお知らせ下さるのでしょうか?」と質問しましょう。これは、あなたが就活を計画的に進めるために必要な情報ですので、質問しても失礼には当たりません。

2.結果連絡に関わる企業側の事情

もしも、1次面接を100名受験する予定であれば、100名の面接を終えてから合格者を決定しますので、「1~2週間以内」等、比較的長い期間となります。

しかし、2次、3次……最終面接と重要な面接になるほど、合否連絡期間は短くなります。これは、面接の段階が進むほど受験者が減るという理由以上に、「他社との採用競争で後れをとるわけにはいかない」という企業側の事情があります。例えば、3日以内とした上で3日目に「最終面接合格です」と連絡したところ、「実は昨日、他社様から最終合格のご連絡を頂き、お受けしますとお返事してしまいました」という事態だけは避けたいのが、各社の共通するところです。

3.結果待ちで心掛けること

実は、「100名の受験予定があれば、100名の面接を終えるまで合否の結果は出せない」というのは建前です。毎年の採用活動を通して各企業は合否基準をもっていますので、面接後すぐに、例えば5段階評価のどの位置かは判断できています。よって、「優秀」と評価した受験者ほど、企業は期間内の早い段階で連絡します。例えば、面接を終えた当日に連絡がくることもありますので、見慣れない番号の電話にも丁寧に応対することを心掛けましょう。

もしも、期限を過ぎても連絡が無い場合は、「名前・大学名・面接を受験した日」を明らかにして、メール等で問い合わせれば良いでしょう。ただ、受験者が遅刻してはならないように、企業も約束した期限を厳守する必要があります。

たとえ合格であったとしても、「ちょっとルーズな会社かも」と警戒したほうが良いでしょう。企業から一方的に評価されるだけでなく、あなた自身も企業を評価しながら進めるのが就活です。

4.結果をただ待たない

例えば、最終面接に手応えを感じ、その結果告知が1週間以内であった場合も、その1週間は、どれほど自信があっても就活を継続しましょう。決定するまで、活動リズムを崩さないことが大切です。評価が高い受験者ほど連絡が早い傾向にあります。もしも、期限ギリギリの合格通知の場合は、「評価は、特に優秀というわけではないのかも。よし、この評価を覆す勢いで次の面接に臨もう」と気合を入れましょう。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)

現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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