学生・転職者に限らず、就活は「働く動機」を軸を決めて活動しますよね。なかなか「働く動機」が決められないという人も、徐々にに企業選択へと繋げていくことが、就活では大切です。
前回まで、自己分析を始めるための手法について書いてきましたが、今回は少し切り口を変えて 「働く動機」と「企業選び」についてお伝えします。
このシリーズでは 【本音で「働く動機」を考えてみよう!】と度々書いています。
学生・転職者に限らず、就活は「働く動機」を軸にしていかなくてはなりません。企業説明会に参加したり、エントリーしたり、面接に挑んだりして、企業に直に触れるようになると、当初志望していた業界や企業、職種等とは違う方向にも興味を抱いたりするものです。
「営業だけはイヤだ!」と思っていたのに、色々調べたり話しを聞いたりするうちに、「この企業の営業は、面白そうかも……」と考えが変わることもありますよ。
本音で「働く動機」をいくつか書き出しましょう。
そして以下の作業をします。
これだけではわかりにくいので、実際に具体例を出して考えてみましょう。
一般論で言うと、企業が新卒に求めるものは、仕事への前向きな精神です。ですから、こういうタイプの人は、企業からはあまり歓迎はされません。でも本音を面接で訴えたら、どこも受からないと言うことは理解しています。
例1のような動機が本音の人は、若い企業では厳しいと思われます。ですから、成熟過程にある企業の研究から入っていくことをおすすめします。
もし企業研究をやっているうちに「何か違う……」と思ったら、恐らくそれは【1】の作業で、優先順位のつけ方が間違っている可能性があります。
優先順位のつけ方を間違えることは、よくあることです。全く気にする必要は無いし、焦る必要もありません。一つモヤモヤが晴れたと思って前向きに捉えましょう。
その次に、自分の学部は食品系だから、食品メーカーを優先しようとか、アルバイトで経験したサービス業が面白かったから、そっちを中心にやってみようとか、徐々に絞れて行くはずです。