印象UPを狙え! 面接で「最近気になるニュース」を聞かれた時の上手な答え方

印象UPを狙え! 面接で「最近気になるニュース」を聞かれた時の上手な答え方

2015/11/16

業界研究

面接

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世の中の動向に無関心では就活生失格です。選んだニュースについて語れる就活生をめざし、日々、チェックする習慣をもちましょう。

1.対象とするニュースは、いつまでのもの?

この質問で求められているのは、「昨日から今日のニュース」なのか、「1週間、いや、1か月前ならゆるされるのか?」…私としては、1週間以内だと考えます。なぜなら、報道の最初が1か月以上前だとしても、気にするほどの重要なニュースならば、必ず続報が流れているからです。

つまり、「あのニュースが気になりました」と『点』ではなく、発端から今日までの『線』で追えているニュースを選びましょう。

2.どの分野のニュースを選ぶか?

国内外の情勢や、経済、文化に関するものとニュースは様々です。いったい、どの分野のニュースについて回答すれば良いのでしょうか?例えば、大きく報道された「芸能人の結婚」はどうでしょうか?

もしも、そのニュースに付随して何らかのブームが生まれそうで、そして、そのブームが志望会社の仕事に影響しそうならば、「自分は、こんなブームが生まれると読みますので、こんなサービスを充実させてはどうでしょうか?」という話にもっていくために選んでも良いでしょう。つまり、会社や仕事に関連するものを選ぶのが基本です。

3.業界に関連するニュースが選びやすい

会社に直接的に関連することがニュースとなるのは大企業くらいです。大半の企業を受験している場合は、会社や仕事に影響が及びやすいニュースとして、業界動向に関連したニュースをチェックしておくと良いでしょう。例えば、旅行会社を受験している場合は、「旅行客の動向」「旅行に関する政府方針」などのキーワードでネット検索をかけ探してみましょう。

4.○○協会で検索

業界動向に関連したニュースを収集する上で便利なのは、例えば「旅行協会」「不動産協会」など、「志望業界名+協会」で検索できる、各業界の協会です。

例えば、旅行業界に関連する協会の情報サイトでは、「国内旅行者の各月増減推移」等、貴重なデータが掲載されています。(データ発表最新月が1か月以上前でも、それが最新ならば、この場合は問題ありません)同様に、業界を監督する省庁の情報サイトも、貴重なニュースを発掘するのに役立ちます。

5.ニュースに自分の見解やアイデアを加える

この質問は、例えば「新聞くらい読んでいるか?」を確認するものではありません。ニュースをチェックしているのは大前提で、そのニュースをキャッチした後に、自分なりに消化し、何か発展的な考えをもてる人か、どうかをチェックしたいのです。

「なぜ注目に値するニュースと考えたか」「そのニュースが、どこに、どのような影響を及ぼすと自分は考えるか?」などを加えて回答することが大切です。

回答を通して求められているのは、ニュースの詳細ではなく、そのニュースに対する、あなたなりの考えです。特に、仕事に関連するニュースの場合は、「今後への影響」を加えましょう。未来を読む回答が、最高の回答です。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)

現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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