選考前にこれだけはチェック! 最終面接の合格率をUPさせるテクニック3つ

選考前にこれだけはチェック! 最終面接の合格率をUPさせるテクニック3つ

2015/11/16

面接

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不合格となれば、それまでの努力が水の泡……。最終面接では、必要なポイントを踏まえて万全の準備を整えた体制で臨みましょう。

1.最終面接で選ばれる人とは

最終面接で不合格になることはありますので油断はできません。しかし、採用担当者や面接官が、最終面接を受験するにふさわしい期待の人材として推薦してくれていることも事実なのです。自信をもって、それまでの面接以上に頑張りましょう。

2.志望会社の一員としての立場で臨む

入社して何がしたいか?将来的にどんなことを実現したいか?=仕事ビジョンを具体的に語れることは、最終面接以前から必要なことです。最終面接で必要なのは、たとえ、

「説明会でお話頂きましたA製品の開発秘話から、御社の誇りが伝わってきました。私も、この誇りを共有して、A製品の市場占有率を高めたいです。そして、御社の技術力の高さを、世の中にアピールしたいです。私はスペイン語が得意ですので、スペイン語圏での営業を通して…」と、最終面接以前と同様のことを語るにしても、受験者というよりも、社員の一員という意識で語ることです。その言葉の端々に、「御社を背負います」という熱さが滲み出ているかどうかがポイントです。

3.志望会社の中長期事業ビジョンは必ずチェックして臨む

企業は、3年先に戦力となり、5年先に中堅として支え、10年先に幹部候補として引っ張ってくれている…そんな人材をイメージし採用します。よって、志望会社でキャリアを築き続ける意思をもっていることを明言することが大切です。(=簡単に言えば、つらいことがあっても辞めない)

この意志を表明した言葉の説得力を高めるために必要なのは、「中長期事業ビジョン」の共有です。5年10年先の会社の成長のために、今、会社は何に着手しているのかを調べ、そのビジョンに魅力を感じていることを明らかにしましょう。

4.志望上位の他社のことは考えない

困るのは、志望上位の他社の最終面接が、たとえば1週間先に控えているような場合です。この場合は、「内々定を承諾して頂けますか?」という話が出るまでは、「受験会社に入社したい」との思いのみで取り組みましょう。

そして、「承諾」の話が出た時点で、「実は、もう一社、有望と感じておりますA社の最終面接が1週間後に控えております。一生のことですので、私としてはA社の受験も終えた上で最終決断をしたいと考えておりますが、御社の方針をお聞かせ願えますでしょうか?」と正直に相談してみましょう。

会社側は、受験者が他社も受験していることを前提にしていますので、正直に相談する姿勢で臨むほうが良いと、私は考えます。

もしも、他社の受験は認められないという方針の会社だった場合は、「責任をもてるお返事をしたいので、ここで、すぐには決断できません。家族とも相談したいので持ち帰らせて頂けますでしょうか?」とお願いし、指定された期限までに、入社するにふさわしい会社かどうかも含めて検討し回答すれば良いでしょう。

中長期=5年10年先のビジョンを共有することは、長く御社で働きたいという言葉の説得力につながります。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)

現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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