初対面での印象を良くする! 就活の面接で気をつけたい話し方のコツ4つ

初対面での印象を良くする! 就活の面接で気をつけたい話し方のコツ4つ

2015/11/16

面接

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自分の印象を「見たまま受け取ってくれればいい」と面接官に委ねてしまう人と、「このような印象をもたせたい」と目標をもって臨む人では、面接の結果に差が出ます。
1.印象付ける意識をもつ

面接の得意な方は、一応に「印象付ける」ことを意識しています。例えば、笑顔、声、眼の表情等を通して、「人当たりが良さそうな人だな。覇気がある」等のプラスの印象をもたれるよう努力しています。

まずは、入室した瞬間の挨拶で、「自分の人柄に対して良い印象をもたせよう」と心掛けてみましょう。

2.「分かりやすい」を心掛ける

人柄の印象付けに成功した次の段階では、「話す内容を通しての印象付け」に取り組みましょう。目指す印象付けの方向性はシンプルで、「分かりやすい説明ができる人」です。この印象付けに必要なことを、「あなたの長所は?」という質問に対する回答比較を通して説明します。

『説明姿勢』

「積極性です」と「積極性です。この積極性を特に発揮しましたのはサークルの会計係です」では、「最低限の回答しかできない人」と「説明を加えて、相手により理解を深めてもらいたいという姿勢がある人」に印象が分かれます。

『説明が具体的』

「一所懸命取り組みました。特にスマートに処理することを心掛けました」と「気持ちよく納めて頂くために、毎月、会計結果を幹部だけでなく全員に報告しました。会計処理はエクセルを使い、そして、メールに添付して全員に送り、また、質問も受けるようにしました」では、説明の具体性に大きな差があり、後者の場合、「仕事の報告が的確にできそうだ」との印象をもたれます。

『数字や比較を用いての成果説明』

「それでどうなったの?」と、面接官は必ず成果に関心をもちます。なぜなら、仕事を通して成果に対する関心が強いからです。そこで、「前年と比較して滞納する人が20%減りました」等、数字や比較を用いて説明しましょう。これにより、「成果に対する意識がある、分析的に仕事に取り組めそうだ」との印象を得られます。

3.「聞きやすい」も心掛ける

分かりやすい説明に留意することで、「なるほど、よく分かりました」と面接官の納得度を高める回答準備が整いました。次に実際に説明するにあたっては、『相手が聞きやすい』ことにも心を配りましょう。

例えば、「十分な説明をしようとすれば長くなるから急いで話さなきゃ」と一方的に早口で話したとします。これでは、説明は終えられても、相手とのコミュニケーションは出来ていません。そこで、相手の頷く様子などを見ながら「リズム」を合せながら話すことを心掛けましょう。加えて、「この点について質問はありませんか?」という気持ちで、質問をさせる「間」を作ることも必要です。

「分かりやすく、聞きやすい説明」を通して目指すのは、「仕事ができそうだ。プレゼン力、コミュニケーション力が高そうだ」との印象です。理由は、就活も採用活動も、仕事を軸にした活動だからです。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)

現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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