現在では平均所持台数が一人一台を超え、持っていることが当たり前となっている携帯電話。しかし履歴書に記入するときにはどこにどの番号を記入すればよいのかわからないという人は意外と多くいます。そこで今回は正しい電話番号の書き方と取り扱い方を紹介します。
■自分の電話番号には携帯電話の番号を
実家の番号を記入すべきか迷う人もいるかもしれませんが、一般的に自分の電話番号に連絡がくることが多いため携帯電話の番号を記入するようにしましょう。家にいないことが多いという人であれば尚更携帯電話の番号を記入しておきたいものです。何度も電話をかけてきてくれているにも関わらず、電話に出られないということは心象を悪くしてしまうものです。
複数の携帯電話を所持している人は、メインにしている携帯電話の番号を記入しましょう。応募した後は、連絡が来たときに出られないことがあったとしてもかけ直すことができるように留守番電話の設定をしておくようにすることがおすすめ。かけてきた人の名前も把握することができて、かけ直しやすくなります。
■携帯電話番号記入のNGポイントとは
自宅の電話番号欄に自分の携帯電話番号を記入する人がいますが、これは実は間違い。自宅の電話番号とはあくまで固定番号を差しているからです。こちらには実家の固定番号を記入し携帯電話番号欄に自分の携帯電話番号を記入しましょう。また複数の携帯電話番号を書こうとしている人もいるのかもしれませんが、人事担当者に不必要な手間を取らせることになるため、これもあまり褒められたことではありません。あくまで実家の電話番号と携帯電話番号ひとつずつを記入するようにしておきましょう。
自宅電話番号や携帯電話番号、メールアドレスと最近は連絡先が増えてきているため、希望連絡先を記入できる履歴書が増えてきています。電話がかかってきても出られないことが多い電話番号よりは、確認しやすいメールアドレスを記入するほうがベターです。
履歴書に電話番号を書くときのルールをまとめて紹介しました。番号を記入するだけに見えますが、実は細かいルールがいろいろと存在していることがわかりますね。電話番号は志望している会社と連絡を取るための大切なものであるため、きちんと間違いなく取り扱うようにしましょう。