【質問1】の答え方は、例えば以下のようなものです。
(大学1年の夏に経験した旅行で、▲▲といったことがあった。友達A君に「積極的だね」と言われた)
(大学2年の時、サークル運営で▲▲といったことがあった。その時◆◆という結果を出して仲間に「行動力がある」言われた)
(中学時代から変わらぬ性格で、▲▲といったことや、◆◆といったことがあった)
…
自分で考える性格はもちろん、友達から言われたキーワードもあるでしょう。「いつの時代に知り合った友達か?」といったことも、客観的に分析するためには重要になることがあります。だから箇条で書いて構いませんし、「起承転結」も関係ありません。うまく書こうとする必要は全くありません。
今の自分を語るキーワードは、上記のようにたくさんあるはずです。「こんなものは使えない」というキーワードも、ひょっとしたら志望する企業の採用スペックによっては、有効かもしれません。「使えない」とすぐに判断するのはもったいない場合もあります。
実は就活生の多くが、自己分析の講義や適性診断テストの結果、専門家のコメントを真に受けて、そこから自己分析を始めてしまいます。でも、これでは順番が違うんです。
もちろん専門家のコメントが全て間違いというわけではないですし、適性診断テストの結果もある意味正しいでしょう。でも、まずは【質問1】の作業を行うことが前提です。
自分の本当の性格は、自分自身で一生懸命考えないと、わかるはずがありません。【質問1】の作業をしてから、専門家のコメントや適性の結果を参考にしていくことが、順番として正しいと思っています。
だから【質問1】の回答は、できるだけたくさん書いて、自分のことを洗い出してください。
次に【質問2】です。