「ナゼ落ちた……」自信があっても自己PRで落とされるワケ【企業サイドから見る「自己分析」7】

「ナゼ落ちた……」自信があっても自己PRで落とされるワケ【企業サイドから見る「自己分析」7】

2015/03/31

自己PR

自己分析

企業研究

新卒を採用しようという規模の企業になると、新卒の採用計画というものがあります。企業は営利団体であり、決して慈善事業ではないので、適材適所に、必要最低限の人員配置をしたいもの。だから、採用する人数や人物像などは、最初から決まっているものです。

■優秀=採用 とはならない

こういう事情を踏まえ、面接官が就活生から見極めようとしているのは、我が社の求める人物像に合致するのかどうか? ということです。もちろん、最低限のモラルやマナー、そして一定レベルの学識は、持ち合わせていることが前提ですが(決して、偏差値が高いとか、頭が良いとかって意味ではないので念のため)、優秀だから採用する! という訳では決してないということを判ってほしいと思います。

優秀さには色々な尺度があるんです。

それを判断するため、自己PRを聞くのが、もっとも効果的だと考えています。

企業の業種やスタイルには、様々なものがあるし、職種によっても、求める人物像が異なります。イケイケドンドン、ノルマ当たり前! 気合と根性で開拓します! 的な企業の営業に求められるものと、そこの管理部門に求められるもの、当然違います。

また、特定の固定客を相手に、ルールと期日を重んじ、淡々とルートセールスをこなします! 的な企業で求められるものは、前者とは当然ながら違います。

こういったことは、何となくでもイメージがつくと思います。要は、自分の自己PRが、その企業の求める人物像にマッチしているのか? もっというと、果たしてこの企業に自分は合っているのか(自分の売りである「ありのままの自分」は活かせるのか)? を考えなくてはいけないんです。

これが、本シリーズ5 で書いた、

「自己分析の結果を基に、志望する企業のゴールに一番合うように、自己PRを構成する」

ということであり、つまりは、企業サイドのゴールを意識するということにつながります。

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