イメージコンサルに聞いた「第一印象を決める重要ポイント4つ」

イメージコンサルに聞いた「第一印象を決める重要ポイント4つ」

2015/03/31

就活の身だしなみ

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就活での面接中は自己PRや志望動機をしっかり伝えることも大切ですが、それと同じくらい気を配りたいのが相手に与える「第一印象」。

「中には最初に見た一瞬の印象で採用・不採用を決める面接官もいます。第一印を考慮せず面接試験に挑むのは非常にリスクの高いこと」と教えてくれたのは、イメージコンサルタントの吉武利恵先生。では実際のところ、初めて会う面接官や採用担当者に良い印象を持ってもらうためには、どのような点に注意したらいいのでしょうか。今回は吉武先生に第一印象を決める重要ポイント4つを紹介してもらいました!

その1 姿勢

良い第一印象の条件として、きれいな姿勢があげられます。起立時・着席時にかかわらず、身体の軸をまっすぐにしてピンと背筋を伸ばした人は、芯のある人間に見えるのです。さらに女性の場合だと、姿勢が良いと品があって知性的な印象を与えます。一方、猫背だったり身体が傾いていて不安定な姿勢だと、内面も不安定な人にみられがち。姿勢が崩れているばかりに、内面の本当の良さに気づいてもらえないのはもったいないですよね。

その2 髪

髪はまず大前提として、きちんとセットされていることが大切。ボサボサの髪だと、身だしなみもきちんとできない非常識な人、と思われてしまいます。また、前髪などで目元が隠れないようにすることも大切です。目は心のうちを写す鏡。目元が確認できないと面接官もその人の本心が読めず、得体の知れない人という印象を与えてしまう可能性があるのです。髪質は人それぞれですが、髪につやのある人はやはり健康的で好印象。「最近、髪に艷がない」と思う人はつや出しスプレーなどのお助けアイテムに頼るのも手ですよ。

その3 目

会話をする時に、最も視界に入ってくる部分が相手の「目」。力強い眼差しの人はやはり魅力的に映りますし、本人の誠実さや熱意もよく伝わります。反対に、相手と目を合わさずむやみにキョロキョロしたり、目がトロンとしている人は、面接官に不誠実な印象を与えてしまうので注意しましょう。もし、人と目を合わせるのが苦手な人は、話し始めと会話の最後の部分の5秒だけでも、相手の目を見るようにしてみてください。それだけでもずいぶん印象が変わります。そして、会話のはじめと終わり以外は、相手のおでこからネクタイの結び目までの広い範囲を視界に入れておくといいでしょう。

その4 肌

就活中は「肌」もその人の第一印象を左右する非常に重要なポイントです。肌は健康のバロメーターでもあるので、コンディション万全の血色の良い肌だと健康的でエネルギッシュな人に見えます。企業としても活力のある人を受け入れたいと思っていますから、肌はそれを図るひとつの指標になるのです。逆に肌の調子が悪いと、本当は健康そのものなのに面接官に不健康な印象を与えてしまい、場合によっては「自己管理不足」と判断されてしまうこともあります。特に就職活動中はストレスや不規則な生活で肌も荒れがちなので、きちんとケアすることが重要。栄養のある食事や毎日のスキンケア、十分な睡眠を心がけ、上手くストレスに対処することが綺麗な肌を保つためのポイントです。

「人は見た目より中身」と言う人もいますが、やはり初対面の人と接するときは「第一印象」も大切。急な質問に答えられるか、しっかり自己PRができるか……などなど、面接前はいろいろな不安がよぎりますが、身だしなみや肌のコンディションといった、第一印象を味方にするポイントを万全にしておけば心に余裕もできます。就活中、自信をもって自分をアピールするためにも、普段から心がけておきたいですね。

文●松原麻依(清談社)

吉武利恵さん(http://profile.ne.jp/pf/riria-rie/)
イメージコンサルタント。体操やダンス講師の後、ファッションショーを中心としたファッションモデルとして活動。その後、IT関連企業にてテレマーケティングを中心とした営業支援やセミナー支援を行いながら、事業部長として新規事業の立ち上げにも携わる。2008年にリリア株式会社を設立。代表取締役。人の印象の専門家として活動中。

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