履歴書・エントリーシートの「趣味・特技」欄の書き方【例文つき】

履歴書・エントリーシートの「趣味・特技」欄の書き方【例文つき】

2018/02/07

就活の悩み・疑問

就活で避けて通れないのが履歴書・エントリーシートの作成ですよね。履歴書やエントリーシート(ES)に必ずある「趣味・特技」の欄は、「当たり障りなく書けばOK」と考えている就活生も多いかもしれません。でも実は、趣味・特技の欄で面接官の興味を引くことができれば、会話が弾むきっかけにもなります。履歴書の趣味・特技の欄は、なかなか侮れない項目なのです。では、内定した学生たちは 履歴書の「趣味・特技」欄にどんなことを書いていたのでしょうか。そこで今回は、社会人のみなさんに履歴書の趣味・特技の欄に実際になんて書いていたかを聞いてみました。先輩の意見を参考に、履歴書の趣味・特技欄の書き方をマスターしましょう!


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面接で趣味・特技を聞かれたら、 「趣味がない」場合なんて答える? 社会人の模範解答5つ

■履歴書・エントリーシートなどで言うために趣味を作った人も?!

■就活の面接で「趣味」を聞かれて、「面接向けの趣味」を作って答えたことがありますか?

[グラフ]エントリーシート用に趣味を作った人の割合

はい  48人(33.1%) 
いいえ 97人(66.9%)

なんと、約3割の人が履歴書やエントリーシート用に趣味を作ったと解答しました。この結果から見ても、履歴書の趣味・特技欄は書くのが難しい項目ということがわかりますね。

<面接向けの趣味を作った人の意見>

●アピール力が足りなそうだったから

・話のネタになりそうな趣味にした(女性/22歳/大学4年生) 
・仕事に結びつかなさそうで、大して盛り上がらなさそうな趣味は言わないほうが無難だと思ったから(女性/22歳/大学4年生)
・少しでも印象をよくしたかったから(男性/24歳/大学院生)
・スポーツ系の趣味のほうがウケがよさそうだったから(男性/23歳/大学4年生)

●本当の趣味は言えなかった

・実際の趣味は面接で答えられるようなものではなかった(女性/21歳/大学4年生) 
・本当の趣味を言ってもわかってもらえなさそうだから(女性/22歳/大学4年生)
・これといった趣味がなかったから(女性/22歳/大学4年生)
・本当の趣味は人の前で話すほどの趣味ではないから(女性/22歳/大学4年生)

本当の趣味は言いにくかった、アピール力が足りないと思った人が多数いました。確かに、アニメや漫画など、本当に好きなことを趣味として就活ノ

<面接向けに趣味を作ったことはない人の意見>

●困ってしまうかもしれないから

・本当の趣味でないと会話が続かないから(女性/23歳/大学4年生) 
・趣味について聞かれたら深く答えないと説得力がないと思い、本当のことを話した(男性/22歳/大学4年生)
・趣味について語ってくださいと言われたときに困るから(女性/22歳/大学4年生)
・多少言葉は選んだものの、嘘はつかずに自分の趣味について話をした。もしその会社で働き始めた後に「こういう趣味持ってたよね」と言われたら、嘘の趣味を伝えていたら困ってしまう(女性/22歳/大学4年生)

履歴書やエントリーシートに書く趣味を偽ったことがない人は、いざ面接でつっこまれたときに困ってしまうからという意見が多かったです。

■履歴書の趣味・特技欄の書き方のコツは?

●履歴書の「趣味・特技」欄はコメントを加えて具体的にする

・趣味/写真撮影。日常の風景をいかにきれいに切り取るかが面白い。特技/スキー。部活動の冬合宿でコーチをした際に役立った。(女性/21歳/建設・土木内定)
・趣味/建築物を見る。色々な建築物を見ながら歩いています。特技/手先が器用なこと。2cm角の紙で立体的なバラが折れます。(女性/22歳/団体・公益法人・官公庁内定)
・高校の部活動から本格的に始めたサッカー。現在は中学生から社会人までがプレーするクラブチームに所属。(女性/22歳/団体・公益法人・官公庁内定)
・ランニング。週に一度、5~10キロを時には1人で走り、時には友人と会話をしながらジョギング。大学卒業までにハーフマラソンに挑戦し、将来はフルマラソンを完走したい。(女性/22歳/団体・公益法人・官公庁内定)

熱中している趣味・特技があるなら、履歴書で「写真」「サッカー」などと一言で済ませてしまうのはもったいないです! 履歴書の「趣味・特技」欄では、自分がどんな風に楽しみ、そこでどんな経験をしてきたか、これからの目標などをできるだけ具体的に書くと、読み手に与える印象も強くなります。相手を引きつけるようなことを履歴書の趣味・特技欄に書くことができれば、面接官の人と話が弾む可能性もありますよ。趣味・特技の欄は面接官が具体的に内容を想像できるようにくわしく書いてみましょう!

●アルバイトで培った経験も履歴書に書ける特技に!

・お好み焼きを作ること。お好み焼き屋でバイトしていたので。(女性/24歳/医薬品・化粧品内定)
・特技/早起き。早朝5時起きの書店アルバイトで身に付けた。(女性/22歳/マスコミ・広告内定)
・洗濯機の据え付け。大学生協でそのアルバイトをしていたため、工具の使用やアパートの設備に詳しくなった。(女性/22歳/マスコミ・広告内定)

アルバイトでがんばった経験や技術も、立派な特技の1つ。志望する業種や職種に関係なく思えても、真剣に頑張った経験があれば、会社に貢献できる意外なスキルが見出されるかもしれません。大学時代に頑張ったことがあれば、履歴書の趣味・特技の欄にこんなこと書いてもいいのかな? こんなこと書いても評価されないんじゃ……と思っても、積極的に書いてみてはいかがでしょう。

●ちょっと変わった趣味・特技でも履歴書で堂々とアピール!

・特技は、どこまでも歩けること。具体例を示し、文系女子に欠けがちな行動力や体力があるとアピール。(女性/22歳/通信内定)
・Yシャツのアイロンがけ。(女性/22歳/生保・損保内定)
・人に物事を教えること。(男性/23歳/金融・証券内定)
・タイの首都の正式名を言うことができる。(女性/22歳/運輸・倉庫内定)
・特技は人混みを早く抜けること。(女性/23歳/不動産内定)
・利き牛乳。(男性/22歳 /印刷・紙パルプ内定)
・趣味/動物番組の観賞。(女性/21歳/小売店内定)
・献血。(男性/25歳/食品・飲料内定)

極端なおふざけはNGですが、人生の楽しみ方や打ち込む対象は人それぞれ。履歴書の趣味・特技欄を読んだ面接官に「これはどういうこと?」と説明を求められたら、自己アピールに持っていくチャンスです! 面接官が思わず突っ込んで聞きたくなるようなあえて書いてみるのもありですよ。

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